だとしたら、どう生きますか?【霊界】からの言葉 127
◎ R氏からの、報告
※ 「地獄」の第二境 ⑦
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☆☆【私(※一風)から】
前回も、述べました、
「一喜一憂」
という言葉、
これほど、「人生」をうまく表した、
言葉は、ないように、思います。
「人生」は、
良いことが、起きれば、浮かれ、
そして、どうしても、高慢になります。
悪いことが、起きれば、沈み込み、
そして、どうしても、卑屈になり、
他者を恨むように、なります。
「人生」は、起きる出来事に、
「心」を、翻弄させられる、仕組みに、
なっている、ようです。
それは、【霊界】でも、同じで、
現に、このR氏からの、報告も、
実に、「一喜一憂」の連続と、
なっています。
否、
一難去って、また一難、
と、言えるのかも、しれません。
鎖をよじ登ったR氏でしたが、
その後を、みてまいりましょう。
◎ R氏:
ともかくも、ここまでの救護に対して、
【神】に感謝する気持ちに、
なったので、ある。
これで、気分が幾らか、落ち着く、
と共に、
吾が輩は、再び、起き上がって、
そろりそろりと、前進を始めたが、
踏み行く道が、いやに狭く、
いつ足を踏み外して、千尋の絶壁を、
転がり落ちるかと、
寸刻の油断も、できないので、あった。
それでも、道幅は、
先へ進むにつれて、次第に広くなり、
あまり苦労せずとも、
歩けるように、なった。
「いや、何事も強固な
「意思」の力に、限る」
と、吾が輩は、早くも、
得意になりかけた。
「強固な「意思」さえあれば、
どんな仕事でも、成功する」
「たいていの人間なら、
これほどの目に遭えば、がっかりして、
匙を投げたであろうが、
はばかりながら、吾が輩は、
ちと、品が違う‥‥」
「どんなもんだい‥‥」
そんなことを思うと同時に、
吾が輩は、爪先を軽石にぶっつけて、
足を踏み外し、
ゴロゴロと、絶壁を、
矢を射るごとく、転落し始めた。
が、あまり遠くも行かないうちに、
岩と岩との、亀裂の中に、
吾が輩の頭は、グイッとはまり込んだ。
これには、七転八倒の、苦しみを味わい、
やっとの思いで、この亀裂から、
抜け出し、
元の場所に、たどり着いたが、
それからは、幾らか、前より、
清浄な気分になり、
気をつけながら、前進を続けた。
以上です。
「地獄」と言えども、
そこは、【霊界】です。
境涯と、ストレートに、相応する世界、
なのです。
することが上手くいき、
得意気に、なれば、
すぐに、転落が、待っています。
得意気になる、ことは、
このように、悪徳の一部、なのです。
それでは、どうすべきか?
私(※一風)は、
することが上手くいけば、
【神様】へ感謝する、
ことを、強くお薦めします。
理由は、
本当に、そうなのですから‥‥。
と、申しあげます。
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読者の皆様へ:今回も、お読みいただき、ありがとうございました。