だとしたら、どう生きますか?【霊界】からの言葉 131

◎ R氏からの、報告

※ 「地獄」の第三境 ① 図書館にて

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☆☆【私(※一風)から】

 さて、今回より、
 一段上がった境涯からの、「地獄」報告、
 となります。

 ついに、
 「地獄」の第三境、入りです。

 ここには、何と、
 図書館、なるものが、ありました。

 いったいどんな、図書館なのでしょうか?

 読んでいきましょう。

◎ R氏:

 吾が輩は、それから、
 (※第二境の洞穴にいた、四人からの追跡を、
 振り切ったこと)
 幾週間にもわたって、
 小石混じりの、闇の野原を、
 ひた走りに、走ったが、

 その間、ほとんど、
 人っ子、一人にも、逢わず、
 万一、逢った時には、
 努めて、こちらで避けて通るように、
 した。

 そして、最後に、
 吾が輩は、一個の大きな建物に、
 突き当たった。

 調べてみると、
 それは、思いもよらず、
 一つの、図書館であることが、
 わかった。

 そして、吾が輩は、
 こう、考えた。

 自分は、どうにかして、
 この「地獄」から脱出するつもり、だが、

 それには、今のうちに、できるだけ、
 「地獄」の内情を、調査しておいて、
 やがて、それを、
 地上の学会に、報告したいものである。

 それには、図書館とは、
 有り難い。

 全く、注文通りの、シロモノだ、
 と。

 吾が輩は、
 少々、薄気味悪いが、
 思い切って、この建物の内部に、
 入ってみることに、した。

 と、入口のところで、
 たちまち、人相の極度に悪い、
 一人の老人に、ぶつかった。

 そして、仕方がないので、
 こう、自分から切り出した。

◎ R氏:

 吾が輩は、この図書館の内部を、
 見せて頂きたい、ので‥‥。

◎ 老人:

 見せてやるよ。

 利口な者は、皆、ここへ、
 やって来る。

 いったい、「地獄」で、
 有力者になろうと思えば、
 誰であろうと、ここへ来て、
 勉強せんと、駄目じゃ。

 人間界でも、その通りじゃが‥‥。

 ヒヒヒヒ‥‥。

 以上です。

 さて、皆様、
 「地獄」に図書館がある、
 という意味が、おわかりでしょうか?

 お考え願います。

 私(※一風)は、こう考えます。

 地上にあるものは、
 【霊界】に、さらに洗練された形で、
 同じように、存在する、
 ものです。

 ということは、

 地上の書物で、劣悪な図書が、
 この「地獄」の図書館で、
 存在している、

 のだと。

 さらに、この図書館には、
 何と、図書館員まで、いたことも、
 興味をひきます。

 さて、この図書館で、
 R氏は、どんな体験をするのでしょうか?

 それは、また次回に‥‥。

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読者の皆様へ:今回も、お読みいただき、ありがとうございました。