だとしたら、どう生きますか?【霊界】からの言葉 133

◎ R氏からの、報告

※ 「地獄」の第三境 ③ 図書館にて

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☆☆【私(※一風)から】

 私(※一風)が、考えますに、
 この「地獄」の第三境からは、
 鬼が、いません。

 鬼のように、強制的に、
 叩き直してくれる、存在が、
 いない、のです。

 ですから、ここからさらに、
 上の界に、昇るには、
 本人の自覚しかない、

 と、思うのです。

 【この世】も、そうです。

 鬼に当たるモノが、
 【この世】には、滅多になく、
 そうそう、お世話になることも、
 ないのです。

 ですから、逆に、
 悪事が潜伏する、怖れが、
 あるように、思うのです。

 ある意味、「鬼」とは、
 有り難い存在だ、とも思うのです。

 さて、R氏ですが、
 「地獄」の図書館の主との、
 問答の続き、となります。

 「地獄」に来る図書について、
 さらに、解説があります。

 私たちも、参考とすべき言動が、
 多々ある、ように思います。

 では、読んでいきましょう。

◎ R氏:

 例えば、この生体解剖書、ですが、
 これは、フランスで出版されたものです。

 この種の書物は、
 全部、「地獄」へ回される、
 のですか?

◎ 老人:

 いや、そうは限らないよ。

 「地獄」に来るのと、来ないのとは、
 その書物の、目的、並びに、
 それに伴う影響によって、
 決まる、のじゃよ。

 (※と、老人は鹿爪らしい顔をして、
 尚、諄々と説明会を続けるのだった‥‥)

 いったい、著作者の目的が、
 真に、社会同朋の安寧甲府を、
 増進せんがため、であるなら、
 
 たとえ、それが、
 生体解剖の書物であろうと、
 それは、決して「地獄」には、
 来ない。

 しかし、多くの学者、
 なかんずく、ヨーロッパ大陸の学者が、
 生物を生体解剖するのは、
 解剖の苦痛が、いかなる作用を、
 生体に及ぼすかを、調べてみたい、
 という、極めて不健全な、好奇心から、
 出発するものが、多い。

 これは、社会同朋に対して、
 何らの公益もなく、
 また、その種の書物の出版は、
 いたずらに、他人に同様の好奇心を、
 促進させることと、なる。

 そんなモノが、
 「地獄」の所属となる、のは、
 言うまでもなかろう。

 他人に迷惑をかけるもの、
 だけのシロモノじゃからな‥‥。

 ヒヒヒヒ‥‥。

 以上です。

 現代では、書物より、むしろ、
 ネット上に飛び交う、画像や動画、
 などが、それに当たる、
 でしょう。

 作成の「動機」が、問われる、
 ことは、言うまでもない、
 でしょう。

 また、悪影響を及ぼすだけの、
 犯罪に関わるサイトや、
 それを誘うサイトも、
 「地獄」行きと、なっていようことは、
 目に見えます。

 そんなものの、
 発案者や、近づく人間は、
 要注意だと、申せましょう。

 さらに、この老人からの、解説が、
 あるのですが、
 それはまた、次回といたします。

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読者の皆様へ:今回も、お読みいただき、ありがとうございました。