だとしたら、どう生きますか?【霊界】からの言葉 140

◎ R氏からの、報告

※ 「地獄」の第三境 ⑩ 病院にて

‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
☆☆【私(※一風)から】

 早速、R氏からの、報告に、
 入ることに、いたします。

 ようやく、病院から脱出できた、
 R氏は、
 これまでのことを、振り返ります。

 読んでいきましょう。

◎ R氏:
 
 吾が輩は、荒涼たる原野を、
 命の限り、逃げることと、なった。

 が、しばらくしても、
 別に、追っ手のかかる模様も、
 見えないので、
 やがて、吾が輩は、歩調を緩め、
 病院での、吾が輩の経験を、
 回想してみることと、した。

 吾が輩が、当時痛感したことの、一つは、
 「地獄」の住民が、
 甚だしく、共同性、団結性に、
 欠けていること、であった。

 しばらくの間は、仲良くしていても、
 それが、決して長続きしない。

 例えば、
 吾が輩が、逃げ出した際などでも、
 もし、医者たちが、どこまでも、
 一致して、吾が輩を捕まえにかかった、なら、
 到底、逃げおおせる望みは、
 ないのである。

 ところが、いったん逃げられると、
 そんなことは、すっかり忘れてしまって、
 やがて、相互の間の喧嘩を、
 始める。

 現に、吾が輩が、病院にいる間でも、
 一人の医者が、
 その同僚から、捕まえられて、
 解剖台に、乗せられていた。

 ある一つの、目的に向かって、
 義勇的に、共同一致する、観念の、
 絶無なこと、

 これが、確かに、
 「地獄」の特徴の一つ、である。

 以上です。

 「地獄」の住民の「心」が、
 見事に、言い表されて、います。

 要するに、「自分本位」、「自分勝手」、
 なのです。

 相手の為に、役立とう、
 などとは、微塵も考えないのです。

 あるのは、自分の欲望、
 だけなのです。

 【この世】においても、
 要注意、するべき、こと、
 では、ないでしょうか?

‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
読者の皆様へ:今回も、お読みいただき、ありがとうございました。