だとしたら、どう生きますか?【霊界】からの言葉 145

◎ R氏からの、報告

※ 「地獄」の第三境 ⑮ 救いの【守護神】

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☆☆【私(※一風)から】

 今回で、この「地獄」の第三境からの、
 報告は、終わりとなります。

 そして、ここでR氏を救ってくれた、
 【天使】とも、お別れと、
 なります。

 どういうことなのか?

 読んでいきましょう。

◎ R氏:

 吾が輩は、初めて、火の主から、
 自分の手を握られたが、
 いや、その時の、痛かったこと!

 まるで、活きている火の固まりみたいに、
 感じられた。

 これは、後から調べてみたこと、だが、
 ここ光の主、と言うのは、
 【霊界】の上層部から、わざわざ、
 「地獄」に、降りてきて、
 このような「救済事業」に、
 従事している、殊勝な、人間の「霊魂」に、
 過ぎないので、あった。

 そして、しばらく過ぎると、
 吾が輩の身体から、
 邪悪分子が、次第に燃えつくし、
 それと同時に、痛みが、
 少しずつ、和らいでいった。

 とうとう、ここ「沼沢の境」を、
 通り過ぎ、我々は、とある、
 一大都市の、門前に出た。

◎ 【天使】:

 これが、いわゆる「欲望の街」じゃ。

 「地獄」に堕ちて、欲望の奴隷と、
 なっている者は、
 ことごとく、ここに集まって来る。

 金銭欲、
 飲食欲、
 性欲、

 そんなものが、この「欲望の街」で、
 幅をきかせている。

 汝は、この街を通過して、
 一切の誘惑に、打ち勝たねば、
 ならぬ。

 もし、それに負けたら最後、
 汝は、少なくとも、
 しばしの間、この境涯に、
 留まらねば、ならない。

 これに反して、
 もしも、首尾良く、誘惑に、打ち勝てば、
 すらすらと、上の境涯に、
 昇り得る。

 ただし、上の境涯に昇る、
 につけては、
 自分だけでは、すまない。

 他に誰かを、一人助け出すべき、
 義務がある。

 それでは、余は、
 ここで、汝と別れる。

 余の任務は、
 「憎悪の街」から、人を救う、
 こと、だけなのじゃ‥‥。

 以上です。

 このように、お世話になった【天使】と、
 R氏は、別れたのです。

 【天使】は、大事なことを、
 R氏に、告げました。

 次の境涯は、「欲望の街」であること。

 そして、ここを通過するには、
 
 誘惑に、打ち勝つこと、

 そして、

 他の誰か一人を、救わねばならないこと、

 です。

 自分だけが、助かるのでは、
 それ自体が、駄目なのです。

 このことは、あなたの「人生」にも、
 通用することだと、
 私(※一風)は、考えます。

 あなた一人が、安全圏にいることは、
 許されない、のです。

 私(※一風)も、そうです。

 私(※一風)も、【この世】で、
 何らかの、お役に立たなければ、
 この地球での、人間業から、卒業できない、
 訳です。

 今回の、R氏からの、報告は、
 非常に、考えさせられる、内容だった、
 と、思います。

 この「人生」の重荷が、何であるか、
 が、判った思いです。

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読者の皆様へ:今回も、お読みいただき、ありがとうございました。