だとしたら、どう生きますか?【霊界】からの言葉 151

◎ R氏からの、報告

※ 「地獄」、その他の街 

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☆☆【私(※一風)から】

 R氏は、コリンス市の近郊も、
 探検しています。

 読んでいきましょう。

◎ R氏:

 その後、調査をしてみると、
 「地獄」には、このコリンス市以外にも、
 「欲望」専門の、街が、
 たくさんあった。

 吾が輩が、実地に探検しただけでも、
 パリみたいな街、
 ロンドンみたいな街、
 は、確かにあった。

 しばらく、ぶらついて、
 吾が輩は、ロンドンの一部らしい、
 所へ、迷い込んだ。

 そこは、盗人どもが、巣くっており、
 お互いに、盗み合いを、
 していたが、

 不思議なことに、
 隣人の物品を、盗み取ることに、
 成功すると、
 その、物品は、たちまち、
 塵芥に化す、のである。

 こんな様子を、見るにつけ、
 吾が輩は、しみじみと、この空虚な世界が、
 嫌になってきた。

 ここでは、何をやっても、
 真の満足を得ることは、なく、
 真の「人生」の目的らしいものも、
 全く、ない。

 以上です。

 コリンス市からの、報告は、
 他にも、あったのですが、
 ここに、載せても、益のあることはない、
 と、判断し、
 敢えて、割愛いたしました。

 この「地獄」には、
 報告のように、パリや、ロンドンも、
 あったのです。

 おそらく、私たちにとっては、
 東京や、大阪も、あると、
 考えます。

 「地獄」では、
 何をやろうと、満足は得られません。

 欲しいと、思って、盗ってきても、
 それは、すぐに、崩壊してしまう、
 のです。

 しかし、「地獄」の住人は、
 意地になって、今度こそと、
 また、他人のものを、盗むので、
 しょう。

 そして、自分が持っているものは、
 盗られないように、
 ばかりを、考えている、のでしょう。

 やはり、「自分本位」です。

 他人と一緒に、幸せになろう、
 などという、「心」は、
 芽生えていない、世界なのです。

 こういう、『共存共栄』の「心」が、
 湧いてくるまでは、
 「地獄」の住人で、いなければ、
 ならない、のです。

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読者の皆様へ:今回も、お読みいただき、ありがとうございました。