だとしたら、どう生きますか？【霊界】からの言葉 153

◎　R氏からの、報告

※　「地獄」の群衆の中にいた、【天使】①

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☆☆【私（※一風）から】

　今、R氏は、「地獄」の街で、
　パリのようなところに、います。

　そこの教会で、ガッカリさせられる、
　説教を聴き、
　ますます、「地獄」に嫌気がさしてきた、
　R氏、なのでした。

　さて、そこに、
　後光の射す、人物が現れますが、
　いったい、どんな人、
　なのでしょうか？

　読んでいきましょう。

◎　R氏：

　ある日、吾が輩が、
　パリのような広場を、歩いていると、
　沢山の群衆が、一人の人間を、
　取り囲んで、
　盛んに、悪罵嘲笑を、彼に浴びせている、
　のを、発見した。

　よくよく見ると、
　この人物の身体からは、
　後光が射して、

　確かに、【天使】の一人に、違いない、

　と、確信して、
　吾が輩は、笑う群衆の中に混じって、
　その説教に、耳を傾けた。

　彼は、熱心に、【神】の恩沢を説き、
　かかる邪悪な、そして、空虚な生活の、
　つまらないこと、
　一時も早く、悔い改めて、
　この暗黒界を、抜け出し、
　光明の世界を、求めなければならない、
　ことを、説明した。

　すると、群衆の中からは、
　こう、怒鳴り出した‥‥。

◎　群衆の一人：

　馬鹿なことを、抜かしやがる！

　この嘘つき坊主め！

　俺たちは、嘘つきの玄人だ。

　お前になんか、騙されて、
　たまるかい！

　お前が、説教している、ヤソ教（※キリスト教）では、
　いったん、「地獄」に堕ちた者は、
　永久に、救われないと、
　教えているじゃ、ないか！

　今更、悔い改めたところで、
　間に合うもんかい！

　くだらないことを、抜かすな！

◎　群衆の他の一人：

　お前は、この辺にいる、他の坊主より、
　看板が、一枚上だ！

　お前の姿は、【天使】みたいだが、
　これは、俺たちから、
　お賽銭を巻き上げる、魂胆に、
　決まっている！

　つい、この間も、
　一人の奴が、出て来やがって、
　
　「金を出せば、救いの綱がかかる」
　などと、出鱈目を言って、
　馬鹿者たちから、散々、大金を、
　絞り上げて、おいて、
　姿を、くらましやがった！

　やい！　もう、お前たちの、
　その手には、乗らないぜ！

◎　R氏：

　この男の、言っていることは、
　事実では、あった。

　吾が輩も、そんな詐欺師に、
　逢ったことがある。

　しかし、偽者と本物との、区別は、
　吾が輩には、一目見れば、
　よく判った。

　ここに、いるのは、
　正真正銘の【天使】に、
　相違ないので、
　吾が輩は、群衆が、四散するのを待って、
　早速、彼の傍に、歩み寄った。

　以上です。

　またしても、【天使】に、
　遭遇しました。

　「地獄」にも、【天使】は、
　このようにして、混じっておられる、
　のです。

　そして、悔い改める「心」のできた、
　者のために、
　【天使】は、待機している、
　のです。

　何と、有り難いこと、でしょうか。

　さて、この【天使】は、
　どう、R氏を、導くので、しょうか？

　それは、また、次回と致します。

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読者の皆様へ：今回も、お読みいただき、ありがとうございました。