だとしたら、どう生きますか?【霊界】からの言葉 154

◎ R氏からの、報告

※ 「地獄」の群衆の中にいた、【天使】②

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☆☆【私(※一風)から】

 「地獄」という境涯が、形成されるのは、
 そういった「心」を持った、者が、
 いるため、です。

 【霊界】では、「心」が、
 場所を、作り出します。

 「欲望の街」という「地獄」なら、
 そういった「欲望」を、強く持った者の、
 場所であり、

 その「心」の持ち主にとっては、
 その「地獄」は、居心地の良い、
 言わば、パラダイス、だと、
 言えましょう。

 しかし、【魂】は神聖なものです。

 いつか、邪悪な「欲望」の「心」にも、
 飽きが来ます。

 そんな「地獄」にも、
 【天使】が、潜入しており、
 「心」変わりを、起こした者の、
 ガイドをするため、に、
 待機していると、お考え願います。

 さて、R氏は、
 この「地獄」の街で、
 【天使】と覚しき人物を、
 発見します。

 では、読んでいきましょう。

◎ R氏:

 吾が輩は、群衆の四散するのを待って、
 早速、彼の傍に、歩み寄った。

 私は、あなた様が、真の【天使】で、
 あらせられることが、
 よく、わかります。

 ついては、私を、
 ここから、連れ出しては、
 頂けませんで、しょうか?

 もう、ウンザリなのです。
 こんな、境涯は‥‥。

◎ 【天使】:

 「真心」から、そう思うなら、
 救ってあげぬ、ではないが‥‥。

◎ R氏:

 もちろん、「真心」からで、
 ございます。

◎ 【天使】:

 それでは、あなたはここに、ひざまずいて、
 【神様】に、「祈祷」なさるが、
 よかろう。

 「祈祷」の文句を、忘れていては、
 いけないから、
 私が、一緒に、唱えてあげよう‥‥。

◎ R氏:

 吾が輩は、辺りを見回すと、
 広場には、いつしか、
 また、沢山の人だかりが、できており、
 ちょっと、キマリが悪かった。

 しかし、吾が輩は、
 思い返して、言われるままに、
 地にひざまずき、
 【天使】の後について、
 「祈祷」を、捧げた。

 それが、済むと、
 【天使】は、こう叫んだ。

◎ 【天使】:

 それで良い!

 さあ、一緒に、出かけましょう。

 今後、他人から何と誘惑されても、
 決して、それに惑わされては、
 いけませんぞ!

◎ R氏:

 我々は、急いで街を、通過したが、
 途中で、多少の妨害に、
 遭わぬでも、なかった。

 だが、我々が街外れまで、
 来た時、である、

 二人の男が、やにわに、
 前面に立ちふさがって、
 こう、叫んだ!

◎ 二人の男:

 こら!

 貴様らは、いったい、どこへ、
 逃げ出す、つもりだ!

 今回は、以上です。

 この「地獄」からの脱出劇では、
 妨害に遭うのが、
 お決まりに、なっています。

 今回の、この妨害に、
 この【天使】とR氏は、
 どう、立ち向かうのでしょうか?

 それは、次回と致します。

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読者の皆様へ:今回も、お読みいただき、ありがとうございました。