だとしたら、どう生きますか?【霊界】からの言葉 155

◎ R氏からの、報告

※ 「地獄」の群衆の中にいた、【天使】③

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☆☆【私(※一風)から】

 改めて、申しあげますが、
 「地獄」も、【霊界】の中の一つの世界です。

 この報告では、
 あたかも、身体があるように、
 話されていますが、

 本当は、それは、
 「霊体」と言われるもので、
 たいへん精妙なる、ものです。

 「意思」が、そのまま、形となり、
 それが、「霊体」を、
 成しています。

 ですから、【霊界】は、
 「意思」の世界だと、申しあげて、
 いるのです。

 「意思」の強さが、
 【魂】の強さだと、申せましょう。

 さて、R氏ですが、
 【天使】の後について、街からの、
 脱出を、試みている、真っ最中です。

 読んでいきましょう。

◎ R氏:

 我々は、急いで街を、通過したが、
 多少の妨害に、遭わぬでは、
 なかった。

 そして、我々が、街外れまで、
 来たときである、

 二人の男が、やにわに、
 前面に、立ちふさがって、
 叫んだ!

◎ 二人の男:

 こら!こら!

 お前たちは、いったい、
 どこへ、逃げ出すつもりだ!

◎ 【天使】:

 (※凜々たる声で‥‥)

 そなたは、そなた、

 こちらは、こちら‥‥。

◎ 二人の男:

 ところが、そうは、いかない。

 それを調べるのが、俺たちの仕事だ。

 お前みたいな、質の良くない、やからが、
 ちょいちょい、俺たちの仲間を、
 誘拐するから、困るのだ!

 お前たちの、訳の判らぬ説教には、
 もう、ウンザリだ!

 余計な世話など、焼かないで、
 その男(※R氏)を、俺たちの手に、
 渡せ!

 そうしないと、きっと、
 後悔するぜ!

◎ 【天使】:

 (※片手を高く頭上に差し上げて、
 厳として、叫んだ!)

 邪魔をすな!

 おのれら、呪われたる亡者どもめ!

◎ 二人の男:

 (※精一杯の大声で)

 スパイだ! スパイだ!

 みんな、ここへ集まれ!

◎ R氏:

 瞬く間に、群衆が、
 四方八方から、馳せ集まって、
 我々を、威嚇する。

 しかし、私の保護者である【天使】は、
 キッと、身構えして、
 片手を、差し上げながら、
 精神を込めて、こう言い放った!

◎ 【天使】:

 邪魔すな!

 最高の【神】の御名において、
 去れ!

◎ R氏:

 そして、何も恐れる気色もなく、
 【天使】は、ズカズカと、前進されるので、
 吾が輩も、その後につづいた。

 群衆は、なだれをうって、
 後ずさった。

 今回は、以上です。

 毅然とした【天使】の姿が、
 目に映るようです。

 この正義の「意思」の強さを、
 私たちも、手本とすべきでは、
 ないでしょうか?

 しかし、ここは「地獄」。

 【天使】が、道を開くのですが、
 その後を歩く、R氏には、さらなる妨害が、
 襲ってきます。

 それについては、また次回と、致します。

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読者の皆様へ:今回も、お読みいただき、ありがとうございました。