だとしたら、どう生きますか?【霊界】からの言葉 161

◎ R氏からの、報告

※ 【天使】の「休憩所」にて ④

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☆☆【私(※一風)から】

 「地獄」という境涯は、
 そこの住人にとっては、
 とりあえず、居心地のいい、境涯、
 だと言って、よいでしょう。

 例えば、ここに、
 ギャンブルにハマっていた、
 人がいたと、しましょう。

 この人は、「死後」、
 ギャンブル「地獄」に、住まうことになる、
 可能性が、大です。

 そこでは、思う存分、
 ギャンブルを、することが叶います。

 そして、これでこそ、
 生きている! と、
 高揚感と喜びとを、感じることが、
 できている、のです。

 ただし、勝ったとしても、
 その泡銭は、手にしたとたん、
 いつの間にか、消えていきます。

 財布に入れたはずなのに、
 開けてみると、ないのです。

 また、スリにやられたか、
 くらいに、その人は、考え、
 今度こそと、次のギャンブルに、
 借りてきた金で、ハリ続けます。

 負けると、借金取りに追われますが、
 さらに、高利の借金で、埋め合わせます。

 とにかく、この人は、ギャンブルを、
 したいのです。

 勝った、気分を、また味わいたい、
 のです。

 こんな世界が、【霊界】の、
 ギャンブル「地獄」で、あります。

 こんな心境でいる、人を、
 無理やり、「天界」に引き上げた、
 としましょう。

 あまりの、光の強さに、まぶしくて、
 目も開けていられません。

 そして、その人は、
 他者の役に立とうとする、
 働きで忙しい、【天使】たちに混じって、
 いることに、大苦痛を、覚えます。

 【天使】にとっての喜びは、
 他者の役に立つ、喜びです。
 それで、社会、世界を、より進展させたい、
 のです。
 『共存共栄』の世界を、発展させたい、
 のです。

 しかし、その人は、そうでは、
 ありません。

 まずは、自分なのです。
 自分が、高揚したいのです。
 「自分本位」、「自分勝手」、
 なのです。

 勝つのは、自分が偉く、
 負けるのは、そいつが悪い、
 としか、考えていない、のです。

 「天界」は、その人にとっては、
 決して「天界」ではなく、
 「地獄」こそが、「天界」、
 なのです。
 
 ですから、自ら、
 また元の古巣の、ギャンブル「地獄」に、
 帰っていくのです。

 良くも悪くも、
 「霊魂」は、自らが、自らを、
 決定していく、のです。

 その人は、自らが、
 
 もう、ギャンブルなんてコリゴリだ。
 なんと、時間の無駄をしていた、ことか。
 バカバカしいことに、夢中になっていたよ。
 ああ、もうこんな生活から、サヨナラしたい。

 と、「心」の底から、思うようになって、
 初めて、【天使】が見え、出会える、
 ように、なるのです。

 そして、R氏が、辿る道と同じように、
 「地獄」から、一歩一歩、
 「天界」に向けて、昇っていく、
 わけです。

 今回は、余談として、
 私(※一風)の、「地獄」観を、
 述べさせて、頂きました。

 次回、また、R氏の報告を、
 読んでいきたいと、思います。

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読者の皆様へ:今回も、お読みいただき、ありがとうございました。