だとしたら、どう生きますか?【霊界】からの言葉 162

◎ R氏からの、報告

※ 【天使】の「休憩所」にて ⑤

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☆☆【私(※一風)から】

 R氏と、【天使】との、問答が、
 続きます。

 今回は、【天使】より、
 「死後」、「霊魂」がなぜ、
 「地獄」に堕ちやすいのかが、
 語られます。

 早速、読んでいきましょう。

◎ 【天使】:

 「死後」の「霊魂」にとって、
 最大の誘惑が、
 「憑依」作用、である。

 よく、この誘惑に耐え得た者は、
 おそらく、「幽界」生活中に、
 次第に、心霊の発達を遂げ、
 やがて、「天界」に向かって、
 向上の進路を、辿ることで、
 あろう。

 ところが、原始民族というものは、
 とかく、「死後」、
 人体に、「憑依」したがる傾向が、
 はなはだ強い。

 それによる、当然の【結果】として、
 「地獄」に堕ちることとなる。

◎ R氏:

 そう致しますと、
 人間は、生前の行為によって、
 裁かれるのですか?

 それとも、「死後」の行動によって、
 行き先地を、決められるのですか?

◎ 【天使】:

 それは、一概には、決められぬ。

 老齢に達してから、死ぬ者は、
 その「幽体」が、消耗している、ので、
 「幽界」生活を、送るような、
 余裕が、ない。

 従って、生前の罪によって、
 「地獄」のどこかへ、
 送られる。

 青年時代、もしくは、中年時代に、
 死ぬ者は、
 これに反して、
 その「幽体」が、まだ消耗せずに、
 いる、のみならず、
 同時に、その性格も、十分には、
 発達しきっては、いない。

 地上に出現して、「憑依」現象を、
 引き起こすのは、
 多くは、この種の「霊魂」で、
 
 つまり、そうすることで、
 生前、したりなかった、
 自分の欲望を、満足させようと、
 するのである。

 「憑依」現象でも、
 この種のものが、いちばん、
 質がよくない。

◎ R氏:

 いや、お陰様で、
 よく判りました。

 私などは、
 酒と、色と、そして復讐心とのために、
 生きている人間に、よく「憑依」した、
 ものですが、
 
 最後のやつが、いちばん罪が深く、
 そのお陰で、私は、
 「地獄」のどん底まで、落とされて、
 しまいました。

◎ 【天使】:

 全く、その通りじゃ。

 今回は、以上です。

 もはや、私(※一風)からの、
 解説は、不要かと思われます。

 ただ、【この世】には、
 「霊魂」による、「憑依」現象が、
 確かに、あるのだ、
 と言うことを、腹に据え、

 この、【天使】からの言葉を、
 よく、噛み締めて頂き、
 「人生」の、参考と、して頂きたく、
 存じます。

 さて、いよいよR氏は、「休憩所」に、
 入ることと、なりますが、
 そこは、どんな様子なのでしょうか?

 それは、次回と致します。

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読者の皆様へ:今回も、お読みいただき、ありがとうございました。