だとしたら、どう生きますか?【霊界】からの言葉 163

◎ R氏からの、報告

※ 【天使】の「休憩所」にて ⑥

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☆☆【私(※一風)から】

 いよいよ、今回、
 R氏と【天使】は、「休憩所」に、
 到着と、なります。

 そこは、どんな造りなのか?

 中は、どんななのか?

 何人くらいの天使が、いるのか?

 早速、読んでいきましょう。

◎ 【天使】:

 生前の、人間の生活状態と、
 「死後」、犯しやすい罪悪との間には、
 密接な、関係がある。

 欲望の盛んな者が、
 「死後」に、
 生きている人間に、「憑依」するのは、
 主に、その欲望を叶えんがためで、

 したがって、
 そんな人間は、最後には、
 「地獄」の、欲望境に、
 送られることと、なる。

 おお! いつの間にか、
 もう、「休憩所」に、着いている。

◎ R氏:

 そう言われてみると、
 我々のすぐ面前には、
 質素な、しかし頑丈な、
 一つの建物が、あった。

 入り口の扉は、とても狭く、
 また、窓は、一つも付いていない。

 ただ、扉の上に、
 小さな口が、開いていて、
 
 遠方から、我々を導いてくれた光明は、
 つまり、そこから放射、されていた、
 のであった。

 【天使】が、コンコンと、
 扉を叩いて、案内を求めると、
 同時に、内部から扉が開いた。

 そこから、バッとほとばしる、
 光の洪水!!

 【天使】は、吾が輩の手をとって、
 引っ張り込んでくれた、らしかったが、
 吾が輩は、光に、すっかり眼が眩んで、
 しまっているので、

 何が何やら、
 周囲の状況は、少しも、
 判らなかった。

 ただ、背後で、
 扉の閉まる音が、ドスンと、
 響いただけで、あった。

 今回は、以上です。

 【天使】の「休憩所」とは言っても、
 そこは、「地獄」です。

 【天使】にとっての、
 唯一の、「地獄」での拠点、
 橋頭堡、なのです。

 防御のため、頑丈に造ってあり、
 不要な窓も、設けては、
 いないのです。

 建物の内部だけは、
 「天界」なのです。

 ですから、R氏には、
 光の洪水と感じ、
 眼が眩んで、見えなかった、
 わけです。

 アメリカ大統領が、
 エアフォースワンで、外国に渡っても、
 エアフォースワンの内部だけは、
 アメリカ合衆国、だと言うのと、
 似ている、かもしれません。

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読者の皆様へ:今回も、お読みいただき、ありがとうございました。