だとしたら、どう生きますか?【霊界】からの言葉 168

◎ R氏からの、報告

※ 再び「欲望の街」にて ④

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☆☆【私(※一風)から】

 さて、見つけた女性を道連れに、
 この「欲望の街」からの脱出を図る、
 R氏なのでした、が、

 様々な、妨害に遭います。

 それは、どのような妨害なのか、
 読んでいきましょう。

◎ R氏:

 我々二人は、連れ立って、
 なるべく目立たぬように、
 街を通過した。

 途中で、酔っ払いの連中が、
 酒屋から路地へ、飛び出して来る。

 その中には、
 知らん顔をしている者も、いるが、
 「一緒に騒ごう」、と、
 しつこく、我ら二人を引っ張る者も、
 いる。

 また、
 我ら二人の周囲に、輪を作って、
 踊り狂うやつらも、いる。

 いちばん手こずったのは、
 四人組みの乱暴者で、
 連れの女性を、捕まえて、
 嫌がるのを、無理に連れて行こうとした。

 吾が輩は、その後を追いかけて、
 たちまち、その中の二人を、
 殴り倒すと、
 他の二人は、ビックリして、
 女性を放り出して、逃げて行った。

 ここで、明かすが、
 吾が輩の連れの女性の名前は、
 エーダ、と言うのである。

 さらに、歩いて行くと、
 ある所で、一群の盗賊が、
 一軒の家に、押し入ろうと、
 していた。

 また、人混みのする市場を、
 通ると、
 そこでは、一人の男が、
 大演説を、ぶっていた。

 何を演説しているのか、
 と思って、足を止めて、聴いてみると、

 「地獄」から、「天国」までの、
 鉄道を、敷設するため、
 これから、そのための会社を、
 起こす計画だ、と言うのであった。

 聴衆の多くは、
 「「天国」なんか、あってあまるか!」
 と、罵っていたが、

 中には、他愛もなく、
 その口車に、乗って、
 これに、応募する連中も、いた。

 今回は、以上です。

 この報告を読むと、
 これらのことは、
 ほぼ、【この世】と同じに、
 見えます。

 およその想像も、つきます。

 と言うことは、
 【この世】は、「地獄」に近いところ、
 なのだと、言っていいでしょう。

 毎日、毎日が、同じ繰り返しで、
 ウンザリだと、
 連れのエーダも、前回、
 言っていました。

 私たちの「人生」も、
 要注意だと、申しあげます。

 【真理】に目を向けることが、
 何より、求められる、
 と‥‥。

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読者の皆様へ:今回も、お読みいただき、ありがとうございました。