だとしたら、どう生きますか?【霊界】からの言葉 169

◎ R氏からの、報告

※ 再び「欲望の街」にて ⑤

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☆☆【私(※一風)から】

 エーダという女性を、
 「欲望の街」から、抜け出させるために、
 奮闘する、R氏なのでした。

 様々な、妨害に遭いますが、
 何とか、乗り越え、
 郊外の荒野まで、来た、
 二人なのでした。

 しかし、そこで、最後の試練、
 が、訪れます。

 それは、エーダの弱気、でした。

 さあ、読んでいきましょう。

◎ R氏:

 いよいよ、街を脱出すると、
 エーダは、急に、弱気になった。

◎ エーダ:

 (※身震いしながら‥‥)

 まあ、何て寂しいところでしょう。

 私、怖いわ!

 戻りましょうよ!

◎ R氏:

 バカな!

 こんな所で、降参して、
 どうなります!

 一緒に、来なさい!

 あれ、あそこに、
 光が見えるでは、ないか!

 (※「休憩所」から漏れる、一点の光明が、
 いくらか、エーダを元気づけるように、
 見えた)

◎ エーダ:

 (※震えながら‥‥)

 本当に!

 何てきれいな、星でしょう!

 私は、死んでから、
 ただの一度も、星を見たことは、
 なかった、ですわ‥‥。

 早く、あそこまで、行きましょうよ。

◎ R氏:

 我々は、一歩一歩、それに近づいたが、
 やがて、その光が激しくなると、

 彼女は、またも、ためらい出した。

◎ エーダ:

 あら!

 痛くて、たまらないわ!

 近寄れば、近寄るほど、
 痛くなる!

◎ R氏:

 何の、下らない!

 これ位の我慢が、できなくて、
 どうなります!

 吾が輩などは、まだまだ、
 この百倍も、辛い目に、遭って来ている。

 あの光のお陰で、
 身体の塵が、少しずつ、
 とれていくのだ。

 有り難い話だ!

 吾が輩が、一生懸命慰め、
 励ましたので、
 エーダも、やっと気を取り直し、
 
 我々は、とうとう、
 「休憩所」の入口まで、
 たどり着いた。

 その光のために、
 我々は、一時、盲目になったが、
 親切な【天使】たちの手に、握られて、
 無事に、室内に導かれた‥‥。

 今回は、以上です。

 いかがだったで、しょうか?

 こんなに、R氏が、前向きで、
 他人のために、頑張る姿は、
 初めての、描写で、
 ありました。

 そして、R氏からの励ましは、
 全て、【真理】に則ったもの、
 でした。

 【真理】に、勝るものは、
 ないのです。

 このように、R氏は、
 再び、【天使】の「休憩所」まで、
 来ることが、叶ったのです。

 良かったです。

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読者の皆様へ:今回も、お読みいただき、ありがとうございました。