だとしたら、どう生きますか?【霊界】からの言葉 176

◎ R氏からの、報告

※ 「地獄」の第五部(※唯物主義の街)へ ①

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☆☆【私(※一風)から】

 R氏は、「地獄」の底から、
 ようやく、第四部と第五部の境にある、
 「休憩所」に、辿り着きました。

 ここで、一度、まとめてみます。

 「地獄」の第一部 → 「地獄」のどん底
 「地獄」の第二部 → 鬼のいる「地獄」
 「地獄」の第三部 → 「欲望の街」コリンス市
 「地獄」の第四部 → 「地獄」の様々な街

 そして、ようやく、二つ目の「休憩所」に、
 R氏は、【天使】の支援を得て、
 到着したのでした。

 まずは、その場面から、
 読んでいきましょう。

◎ R氏:

 間もなく、我々は、
 「休憩所」に、辿り着き、
 その入り口の、階段に登りつめ、
 扉の前に、立った。

 驚くことに、
 【守護神】は、手さえ、かけることもなく、
 スルスルと、扉を突き抜けて、
 中に入った。

 そして、しばらくすると、
 扉が、中から開かれ、
 吾が輩も、誰かに導かれ、
 室内に、歩み入った。

 言うまでもなく、
 室内は、極度に光線が強いので、
 またしても、吾が輩は、
 一時、すっかり盲目になった。

 それでも、慣れるにつれて、
 次第に、勝手がわかって来た。

 聞けば、
 ここに駐在する【天使】たちの任務、
 というのは、
 一つには、
 例の瀑布の付近の道路が、
 破壊されることを防ぐこと、
 また一つには、
 この上の、第五部の居住者が、
 うっかり道に迷い込み、
 第四部に堕ちてくるのを、監視する、
 ためでも、あった。

 ここで、一言付け加えます。

 第五部の住民から、排斥された者が、
 時として、
 その境界線にある絶壁から、
 第四部に、突き落とされること、
 について、である。

 「地獄」の第五部は、
 だいたいにおいて、
 たいへんに格式を重んずる所で、
 規則違反者、とみれば、
 決して、容赦がない。

 この「休憩所」は、
 そんな目に遭う、連中をも、
 できるだけ、救うことに、
 しているので、ある。

 尚、この「休憩所」の前面には、
 インク色の、真っ黒な川が流れているが、
 その川に架かっている、橋梁の警備も、
 この「休憩所」の【天使】たちの手で、
 引き受けているのだった。

 以上です。

 おそらく、次に昇る、
 「地獄」の第五部が、
 「地獄」からの脱出に際して、
 最後の、境涯であると、
 思われます。

 それについては、
 次回から、となります。

 とにかく、「地獄」には、
 【天使】たちが、派遣されており、
 向上しようとする「地獄」の亡者のため、
 働いていることを、
 私たちは、知っておくべき、
 と、思います。

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読者の皆様へ:今回も、お読みいただき、ありがとうございました。