だとしたら、どう生きますか?【霊界】からの言葉 186

◎ R氏からの、報告

※ 「地獄」の第六境 ④

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☆☆【私(※一風)から】

 ここが、「地獄」であるとも、知らず、
 頑固に、自分の考えを、持ち続け、
 これは、異分子であると、認定したが最後、
 街から、排除していく、

 そんな考えの「霊魂」の集団が、
 この「地獄」第六境、
 なので、ありました。

 「地獄」も、【霊界】の一部分です。

 自分の「思念」が、そのまま、
 顕わとなる、世界なので、
 【この世】のように、
 腹で思っていても、顔には出さない、
 とは、いきません。

 こいつめ! と、
 思ったら、そのまま、
 排除だ!
 と、なるのです。

 「思い」に、ブレーキが、きかず、
 そのままの「心」が、
 悪い意味で、実現してしまう、
 のです。

 だから、異分子だと、されてしまうと、
 城壁の塔から、
 崖下に、突き落とされて、
 しまう、わけです。

 「地獄」の第六境は、
 「地獄」の中でも、いちばんマシな、
 境涯なのですが、

 実態は、こうなのです。

 さて、R氏は、
 劇場に、入ります。

 読んでいきましょう。

◎ R氏:

 吾が輩は、ともかくも、
 劇場に、入った。

 中では、ちょうど、
 喜劇をやっていましたが、
 いやはや、そのくだらなさ、ときたら、
 正に、天下一品。

 音楽は、「地獄」の他の境涯ほど、
 乱調子、ではないが、
 随分、貧弱なもので、
 
 俗悪曲の、最下等なもの、
 だった。

 脚本の筋も、まるっきり、
 面白くない。

 全体が、平凡で、陳腐、
 無味乾燥で、
 一幕見て、ウンザリしてしまった。

 他の見物人も、やはり、
 弱り切っているように、見えたが、
 それでも、彼らは、
 我慢して、座っているのだった。

 以上です。

 「地獄」の、第三境のように、
 残忍さは、ないにせよ、
 中身が無い、ただの学芸会のような、
 劇だったので、しょう。

 住人は、そんなことに、
 もう、慣れっこに、なっている、
 ようです。

 だから、と言って、
 改善しよう、などと行動すれば、
 排除される、のですから、
 我慢するしか、ないのです。

 現状に、あきらめが、先立ち、
 かと言って、
 どうにも、できない、
 
 それが、「地獄」の第六境、
 だと、思います。

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読者の皆様へ:今回も、お読みいただき、ありがとうございました。