だとしたら、どう生きますか?【霊界】からの言葉 195

◎ R氏からの、報告

※ 最終「休憩所」を出て

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☆☆【私(※一風)から】

 最終「休憩所」で、R氏は、
 外科手術を、受けました。

 「天界」に入るに当たって、
 「天界」には、そぐわない、
 邪悪分子を、除去するため、です。

 手術後のR氏は、
 赤ん坊のような、小ささと、
 なりました。

 それほど、R氏には、邪悪分子が、
 付着していた、のです。

 そして、「天界」に上がる前に、
 R氏は、ある学校に、入れられますが、
 「天界」入りの、心構えを、
 学習したのだと、推察されます。

 R氏からの、報告では、
 この学校のことは、中味については、
 ふれられては、おらず、

 ただ、ここで、身体を作り直して、
 「地獄」最後の、絶壁を、
 よじ登る、話と、なります。

 今回は、この場面から、
 読んでいきたいと、思います。

◎ R氏:

 吾が輩は、学校を出る時節が、
 到来した。

 またしても、あの闇の中を、
 くぐって行くのか、と思うと、
 恐ろしくて、たまらなかったが、
 怯む「心」を、取り直して、
 案内を、頼んだ。

 吾が輩のような、者が、
 「地獄」から、這い上がるには、
 絶壁の側面に付いている、難路を、
 登らねばならない、のだが、
 これが、たいへんな困難を、
 極めるのだった。

 吾が輩は、「休憩所」を出て、
 右に折れ、
 しばらくは、幅広い山脈に沿って、
 進んだ。

 ここは、一方が、第六境に堕ちてしまう、
 深い谷となっており、
 もう一方は、見上げるばかりの、
 絶壁である。

 闇は、今までよりも、一層深く感じられ、
 たのだが、それは、
 学校に在学中、
 吾が輩が、【光明】に慣れたため、
 で、あるらしかった。

 我々(※吾が輩と【守護神】)が、
 とある洞穴の前を、通りかかった時に、
 醜悪な、大男が、飛び出して、叫んだ。

◎ 大男:

 止まれ!

 誰であろうと、この「地獄」から、
 逃げ出すことは、相成らぬ!

◎ R氏:

 しかし、大男が、吾が輩に触れる前に、
 【守護神】が、十字を切ったので、
 
 大男は、「ギャー!」
 と言いながら、悪臭ただよう、
 洞穴の中に、逃げ込んでしまった。

 そらからの、難行は、
 言語を絶するもの、だった。

 登っていくのは、ほぼ垂直の、
 断崖である。

 足元の石ころは、間断なく、
 ゴロゴロと、滑り落ち、
 一尺登っては、一丈も下がることは、
 たびたびだった。

 今回は、ここまでと、致します。

 まさに、ロッククライミングです。

 滑落すれば、「地獄」に再戻り。

 上がるんだ! と言う執念だけが、
 R氏を、支えています。

 この続きは、次回と致します。

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読者の皆様へ:今回も、お読みいただき、ありがとうございました。