だとしたら、どう生きますか?【霊界】からの言葉 201

◎ L氏からの、報告

※ L氏から見た、R氏の「地獄」からの帰還 ⑤

‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
☆☆【私(※一風)から】

 この通信の、受け手は、W氏であり、
 【霊界】からの、発信者は、
 W氏の義理の叔父にあたる、L氏、
 であります。

 L氏は、80歳で【この世】を去りましたが、
 生前から、【霊界】のことを研究しており、
 【この世】の、受け手として、
 W氏を、選んだのです。

 今回は、P氏という人が、
 登場しますが、
 この人は、【霊界】での、L氏の先輩格に、
 当たります。

 いろいろと、【霊界】入りしたL氏を、
 指導、案内してくれている、
 力強い、味方です。

 さて、R氏が「地獄」から帰還して来ましたが、
 このような出来事の通信は、
 ごくごく、珍しいものであり、
 それだけに、値打ちあるものだと、
 言えるでしょう。

 そして、今回の通信は、
 その内容からして、
 たいへん示唆に富む、ものと、
 なっております。

 読者の皆様には、要御熟読を、
 願うものです。

 それでは、読んでいきましょう。

◎ L氏:

 (※「地獄」から這い上がって来た、
  R氏を見て‥‥)

 どうも、ひどい汚れよう、ですね。

 何という、汚らしい衣服でしょう!

 (※と、ウッカリして、そうP氏に、
  言った)

◎ P氏:

 (※おもむろに、口を開き‥‥)

 そりゃ、私たちの眼には、
 汚く、見えます。

 しかし、当人にとっては、
 あれでも、結構、キレイに見えている、
 のですよ。

 あなた(※L氏)も、ご自分の衣服は、
 キレイに、見えるでしょうが‥‥。

◎ L氏:

 それは、そうでございます。

◎ P氏:

 ところが、私から見ると、
 あなたの衣服にも、かなり沢山の、
 シミが見えます。

 私の着ている衣服、なども、
 私の【守護神】からは、きっと、
 汚く見えているに、相違ありません。

◎ L氏:

 私は、そうP氏から、たしなめられて、
 心から、恥入りました。

 そして、口をつぐんでしまいました。

 やがて、P氏は、
 前に進み出て、この「地獄」からの新来者の、
 手を取って、こう言ったのです。

◎ P氏:

 ようこそ! ご無事に!

 私は、あなたが、
 この新「境涯」(※「天界」)に、
 来られることへの、立ち会いを許され、
 心から、喜んでおります。

◎ R氏:

 あっ! 先生(※P氏)で、
 ございますか?

 わざわざ、私のような者を、
 お迎えに来てくださって、
 こんな、嬉しいことは、ございません。

 しかし、ここの【光明】は、
 ひどいですね!

 私は、闇の中に、戻りたいように、
 思うくらいです‥‥。

 今回は、ここまでと、致します。

 「人生」、自分のことは、
 棚に上がって、いるものです。

 他人のことは、よく見えても、
 自分のことには、甘いのです。

 【霊界】では、
 「心境」が、衣服に反映されます。

 「心」の汚れが、
 そのまま、衣服の汚れとして、
 反映されて、いるのです。

 【この世】でも、
 「心」が、顔に現れる、のと、
 同じです。

 何度も、今回の通信は、
 お読みいただければ、と、願うものです。

‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
読者の皆様へ:今回も、お読みいただき、ありがとうございました。