だとしたら、どう生きますか?【霊界】からの言葉 208

◎ L氏からの、報告

※ 「死後」七日目での、最初の報告 ⑤

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☆☆【私(※一風)から】

 西洋には、「地獄」、「天国」、
 の他に、「煉獄」という、
 見方、考え方が、あります。

 ここは、
 「地獄」と「天国」の、
 中間、という世界で、
 ここで、生前の罪を償うため、
 刑罰を受ける、世界、だと、
 言えましょう。

 現に、有名なダンテの『神曲』では、
 「地獄」巡り、の他に、
 「煉獄」も、巡っています。

 さて、今回は、L氏より、
 「煉獄」について、語られますので、
 読んでいきましょう。

◎ L氏:

 それから、「煉獄」だが、
 あれは、だいたい、
 自分たちの居る「境涯」を、言っている、
 ものらしい。

 しかし、
 「煉獄」は、むしろ勉強、
 の場所であって、
 刑罰の場所では、ないようだ。

 もっとも、いくらかは、
 刑罰の意味も、ないではない。

 生前、くだらなく時間を、費やしたことが、
 【霊界】に来てから、悔やまれる。

 それが、刑罰と言えば、
 刑罰に、相違ない。

 それから、不思議なことに、
 私たちの仲間が、大勢いるくせに、
 なにやら、心寂しく感じられて、
 しようがない。

 どうも、あまり、お互い同士が、
 似すぎていると、
 相手にして、面白みがない、
 ものらしい。

 だから、私は、
 一時も早く、他の「組」に入って、
 昔の友達に、逢いたさから、
 今、せっせと、勉強している、
 ところだが、

 なかなか、思うようには、「進歩」しない、
 のには、弱っている。

 現在の私は、まるで小学校の児童だ。

 死ぬことは、つまり、実に、
 【霊界】に生まれること、なのだ。

 今回は、ここまでと、致します。
 

 「煉獄」とは、「天界」へ昇るための、
 学習をして、過ごす所、
 と、言えましょう。

 そこでは、
 いろいろの「組」に分けられ、
 一つずつ進級し、
 「天界」入りを、目指す「境涯」、
 だと、言えましょう。

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読者の皆様へ:今回も、お読みいただき、ありがとうございました。