だとしたら、どう生きますか?【霊界】からの言葉 242

◎ L氏からの、報告

※ 善良だった、ある牧師の臨終の、実況 ③

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☆☆【私(※一風)から】

 この牧師の「死」に際して、
 生前、恩恵を受けた「霊魂」たちが、
 寝台の周りに、集まってきた、
 のでした。

 のみならず、この後、
 光輝な存在が、現れます。

 読んでいきましょう。

◎ L氏:

 さて、そうしている内に、
 これらの「霊魂」よりも、
 一段と優れて、美しく光り輝く、
 何者かが、室内に現れてきた。

 【守護神】から、
 
 「ひざまづいて!」

 と、言われ、
 私がひざまづくと、
 部屋にいた「霊魂」たちも、
 いっせいに、ひざまづいて、
 拝跂の礼をとった。

 「どなた、でございますか?」

 と、小声で訊くと、

◎ 【守護神】:

 この御方こそ、
 この教区の、真の支配者の【天使】で、
 あらせられる。

 わざわざ、お迎えのため、
 お出ましに、なられた。

 気をつけて、見るとよい。

◎ L氏:

 一方、老牧師の「霊魂」は、
 「身体」と、「霊魂」とを繋ぐ、
 銀の紐(※シルバーコード、玉の緒)が、
 次第に伸びて、
 ついに、プツリと、切れた。

 それと同時に、
 看護していた人間は、
 ワッとばかり、泣き崩れたが、

 こちらでは、
 「霊魂」たちの群れから、
 ドッと、喜びの声が上がり、
 泣き声は、かき消されてしまった。

 お迎えの【天使】が、
 老牧師の手を執った。

◎ お迎えの【天使】:

 汝、いみじき者よ、

 汝は、よく、
 地上の哀れなる者のために、
 尽くした。

 余は、
 汝に向かって、

 汝が、生前、救済の手をのべた、
 すべての、ものの、
 司配を、委ねることと、する。

◎ L氏:

 すると、「霊魂」たちの群れは、
 歓呼喝采の声が、上がった!

 
 以上です。

 善行を進んで行っていた、牧師が、
 このように、
 【光】の存在から、労われ、
 大いに、報われた、
 のです。

 このように、
 「死後」とは、確かにあって、
 たとえ、「肉体」の生命は、
 終わろうとも、
 「霊魂」としての、生命は、
 永く続く、のだと、
 お知り置き、願います。

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読者の皆様へ:今回も、お読みいただき、ありがとうございました。