だとしたら、どう生きますか?【霊界】からの言葉 267

◎ L氏からの、報告

※ 自分の葬式に、参列する ⑦

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☆☆【私(※一風)から】

 今回で、この葬式に関する報告は、
 一区切りと、なります。

 L氏は、ごく普通の「人生」を送った、
 ごく普通の人間です。

 ですから、この報告は、
 多くの人が、「死後」、
 体験するであろう、こと、
 なのです。

 それでは、今回の報告を、
 読んでいきましょう。

◎ L氏:

 棺が、墓中に収まり、
 会葬者も、すっかり立ち去ってからも、
 私は、そこに留まって、
 墓穴を、眺めていた。

 土が、被ってからも、
 私には、自分の遺骸が、
 よく、見えていた。

 もう一度、遺骸を凝視して、
 【守護神】の方を向いた。

 「そして、そろそろお暇しますか?」

 と、言った。

 すると、その言葉が、終わるか終わらない、
 うちに、

 もう、私は、元の私の学校に、
 戻っていたのだった。

 私の【守護神】は?
 と、思ってぐるりを見たが、
 もう、影も形もない。

 この頃の私は、【守護神】の神出鬼没には、
 もう、慣れていたのだった。

 すると、先生は優しく、
 私に言葉をかけてくれた。

◎ 先生:

 席につきなさい。

 ちょうど今、質問が一巡済んだ、
 ところです。

◎ L氏:

 えっ?

 質問が一巡済んだところ‥‥。

 私は、それを聞いて、呆れた。

 「私は、何時間も地上に行っていた、
 ように感じます」

 「なるほど、【霊界】と【現界】との、
 時間には、関係がありませんね!」

◎ 先生:

 あなたにも、【霊界】に、
 時間の無いことが、
 判りかけて、きたでしょう。

 今回は、ここまでと致します。

 地上に帰って、自分の葬式を、
 見てきたL氏でしたが、

 学校の教室に帰ると、
 ほんの数分しか経っていなかった、
 との、報告でした。

 時間の流れが、【霊界】では違う、
 ことが、判ります。

 さらに言えば、
 元々、【霊界】には、時間は、
 ないのです。

 このことを、私たちは、
 わきまえておくべき、と考えます。

 さて、お墓のことに、ついて、
 申しあげます。

 このL氏からの、例で判るように、
 墓には、故人の「霊魂」は、
 いない、のです。

 故人であるL氏は、
 【霊界】の学校で、励んでいました。

 と言うことは、
 故人を偲ぶに当たっては、
 
☆ 地上のことには、構わず、
 【霊界】で、励んでください。

 と、祈念することが、
 適当である、のです。

☆ 安らかに、お眠りください。

 と言う、祈念は、
 全くの、的外れだ、と言うことが、
 この報告からも、判ります。

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読者の皆様へ:今回も、お読みいただき、ありがとうございました。