だとしたら、どう生きますか?【霊界】からの言葉 270

◎ 閑話休題

※ 仕込みがあってこそ‥‥

‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
☆☆【私(※一風)から】

 さて、ここで一息入れましょう。

 植物を育てていると、
 いろいろと、思うことが、あります。

 例えば、
 その花壇を造るのに、
 自然に、そうは、ならない、
 と言うこと、などです。

 植物を育てるためには、
 まず、育てたい花の種を、セル式培養土に埋め、
 発芽するまでに、
 適切な時間、
 水分、温度、等の管理を、し続けなければ、
 なりません。
 
 そして、双葉が出、
 本葉が数枚、出揃うまで、
 さらに丁寧に、見ていかねば、なりません。

 そして、やっと、
 それをセルから、ポットに植え替え、
 苗の状態に、持っていきます。

 人間で言えば、やっと、ここで、
 小学生、でしょうか?

 このポット苗の状態で、
 数ヶ月間、ジックリと面倒を見て、
 やっと、花芽が見えるところまで、
 来ます。

 これで、花屋で言えば、
 やっと、苗床して、
 売れる状態と、なりました。

 これを、花壇に植えて、
 根付かせ、ようやく一人前の、
 植物と、なるのです。

 さて、
 私たち、人間は、どうでしょうか?

 私(※一風)は、肉体のことを、
 言っているのでは、ありません。

 人間の元である、「霊魂」のことを、
 言っている、のです。

 「霊魂」は、地上で人間のタネと、
 なれるよう、
 【霊界】で、修行します。

 そして、
 【神様】に認められて、
 やっと、人間として、「人生」を、
 選択できる、ところまで、
 来ます。

 この、準備段階、
 つまり、「霊魂」としての、
 長い長い、仕込み、
 が、あってこそ、
 一人の人間が、生まれることが、
 できる、のです。

 いくら、肉体の元である、
 受精卵があっても、
 この真のタネである、「霊魂」が、
 乗り掛かってこなければ、
 人間として、生まれることは、
 ないのです。

 植物も、自然にそれが、
 生えてくるのでは、ありません。

 原因と、仕込みがあってこそ、
 一本の花と、なるのです。

 人間も、同様に、
 「霊魂」としての仕込みが、あってこそ、
 受精卵が、活動し始める、のです。

 いくら、受精卵があろうと、
 「霊魂」が、来なければ、
 早晩、その受精卵は、流れてしまう、
 でしょう。

 人間の人間たる、所以は、
 「霊魂」にあるのだ、
 と、喝破できて、
 初めて、本当の「人生」観が、できます。

 あなたは、いかがですか?

 そういった、自覚が、
 持てていますで、しょうか?

‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
読者の皆様へ:今回も、お読みいただき、ありがとうございました。