だとしたら、どう生きますか?【霊界】からの言葉 282

◎ L氏からの、報告

※ 真の「信仰」とは? ② 唯物主義者の場合

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☆☆【私(※一風)から】

 今回は、「信仰」について、の、
 見解で、
 唯物主義者の場合が、語られます。

 すみません、
 今の言い方は、矛盾しておりました。

 唯物主義者は、【神様】の存在を、
 否定しており、
 世界は、「物質」のみで、
 出来上がっていると、思い込んでおり、

 そこには、「信仰」自体が、
 ないから、です。

 「信仰」が、あるとすれば、
 「物質」への、「信仰」と、
 言えるかも、しれませんが、

 これは、果たして「信仰」と、
 呼べるでしょうか?

 やはり、「信仰」とは、
 正しく【神様】を、思うこと、
 だけだと、私(※一風)は、
 考えます。

 それでは、今回のL氏からの、報告を、
 読んでいきましょう。

◎ W氏:

 人間は、単に、
 その「行為」のみで、
 裁かれるので、しょうか?

◎ L氏:

 その「裁き」と言う言葉、
 からして、まず誤っている。

 普通、その「裁き」と言う言葉は、
 自分以外の、何者かが、裁く、
 という意味で、使われる、

 が、

 それは、間違っている。

 人間は、自分で自分を、
 裁く、のである。

 我々の「霊魂」は、
 自分に適合する「境涯」、以上には、
 決して、昇れない。

 他から、規則の励行を迫る、
 というような、必要は、
 少しも、ない。

 そのままで、あるがままで、
 規則が、自ずから、働く、
 のである。

 この点が、明らかになれば、
 お前(※W氏)の疑問も、
 直ちに、解けるのでは、ないかな。

 例えば、

 ここに、純然たる、
 唯物主義者が、いるとしよう。

 つまり、
 彼は、【神】を信じないし、
 また、「死後」の生活も、信じない。

 他人が、これらを信じるのを見れば、
 極力、妨害しようと、さえ、
 するくらいの、
 徹底的な、唯物主義者が、いると、
 仮定してみよう。

 この人物は、
 決して、悪人では、ないかも、
 しれない。

 ひょっとすると、
 人類の、「物質」的幸福を、
 進展させようとする、
 高潔な考えを持つ、博愛主義者、
 かもしれない、のである。

 今、仮に、この人物が、
 死んだとする。

 彼は、果たして、
 【霊界】の、どの「境涯」に、
 落ち着く、だろうか?

 おそらくは、こうだ。

 彼の「霊魂」の姿は、
 少しも、発達しては、いない。

 また、彼は、
 強い【光】にも、耐え得ない。

 だから、
 上の「境涯」に、進もうとするなら、
 まずは、彼の「霊体」を、発達させて、
 唯物的観念から、脱却しなければ、
 ならない、のだ。

 別に、厳格な裁判官がいて、
 強いて、彼を、
 「地獄」に落とす、のではない。

 自分自身で、勝手に堕ちて行く、
 のだ。

 同類が集まる。

 「信仰」がない者は、
 「信仰」の生活をする「境涯」から、
 自然と、除外される、のは、
 当然のこと、なのである。

 今回は、ここまでと致します。

 読めば読むほど、
 含蓄に富む、L氏からの報告だと、
 思います。

 恐るべき内容が、
 淡々と、分かりやすく、語られました。

 鳥肌が立つ思いです。

 重要な内容でしたが、
 さらに、続きます。

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読者の皆様へ:今回も、お読みいただき、ありがとうございました。