私(※一風)の「人生」観 その04

◎ ご破算で願いましては、とはならない「人生」

※ 常に【来世】の【原因】を作っている

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☆☆【私(※一風)から】

 算盤では、計算が終われば、
 「ご破算で願いましては」と、
 球をゼロに揃え、られます。

 そして、また新しく、
 計算していく、訳です。

 どんな、赤字が出た計算であろうと、
 「ご破算で願いましては」と、
 ゼロから、再スタートできる、
 のです。

 「人生」も、そうであれば、
 嬉しいのですが、
 そうは問屋が、卸しません。

 「死」をもって、
 一つの「人生」が終わると、
 その「人生」の過ごし方に相応しい、
 【霊界】の「境涯」に移行し、
 「人生」でやったことの、
 バランスを取ることに、なるのです。

 極端な話ですが、
 例えば、人殺しをしたとします。

 「死後」、【霊界】に移行し、
 その殺人を成した、相手に逢うことに、
 なります。

 そして、バランスを取るため、
 今度は、相手から、
 殺人されたことに、見合う、ことを、
 受けるわけです。

 そして、
 【霊界】の低い「境涯」(※「地獄」)から、
 再スタートすることに、なります。

 その後、
 【霊界】での、長い修行を経て、
 ようやく、人間に生まれる資格を得ます。

 しかし、選ぶことができる、
 次の「人生」は、
 前回の埋め合わせとして、
 恐らく、殺人を受ける「人生」、
 となるでしょう。

 これだけのことを、知っていれば、
 殺人などという、馬鹿げた行為は、
 しなかったでしょう。

 「人生」とは、
 算盤のように、「ご破算で願いましては」、
 とは、できないのだ、と、
 知るべきでしょう。

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読者の皆様へ:今回も、お読みいただき、ありがとうございました。