私(※一風)の「人生」観 その44

◎ 【神様】は、一人で相撲はとれないため‥‥

※ 生み出した新しい「自分」が、「あなた」である

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☆☆【私(※一風)から】

 太古の昔、【神様】は、
 一人であり、それが全てでした。

 完璧であり、【光】そのものであり、
 それが、世界でした。

 しかし、世界=【神様】=一人、
 であるため、
 まさに、【神様】が坐禅を組んでいる、
 のと、同じでした。

 ただ、思っている、だけです。

 ある時、【神様】は、
 相撲をとってみたい、と、
 考えました。

 相撲をとるためには、
 「自分」という「存在」と、
 「相手」という「存在」が、要ります。

 【神様】は、まず、
 「自分」を、造りだしました。

 次に、「相手」という「自分」も、
 造りだしました。

 ですから、
 「自分」も、【神様】なら、
 「相手」も、「自分」、即ち【神様】、
 だったのです。

 言わば、親指と、人差し指とで、
 相撲をとった、訳です。

 しかし、こうすることで、
 【神様】は、相撲をとることが、
 できました。

 その中で、

 ※ 勝つこと

 ※ 負けること

 ※ 勝って、嬉しいという感情

 ※ 負けて、悔しいという感情

 ※ 当たって、痛いという「思い」

 ※ 勝つための、技を考える

 などを、経験できました。

 【神様】一人の時には、
 得られなかった、経験と知覚です。

 次は、もっと、「相手」を増やし、 
 野球を、経験できました。

 さらに、もっと、「相手」を増やし、
 村という社会を、経験できました。

 さらに、さらに、「相手」を増やし、
 幾千兆個もの、「自分」を造りだし、
 
 様々な、経験をしました。

 そして、「今」の、「あなた」がおり、

 相撲でなく、もっと複雑な、
 「人生」を、経験しています。

 【神様】一人では、経験できなかった、
 【神様】の栄光を、外から、知るために‥‥。

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読者の皆様へ:今回も、お読みいただき、ありがとうございました。