「地獄」の状況 (※心象風景)22

◎ 他人の「身体」に、「憑依」すること

※ 悪事を働き、喜ぶR氏

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☆☆【私(※一風)から】

 どういう「心境」が、「地獄」に通じるのか?

 を、知るために、

 「地獄」に堕ちていた、R氏からの報告を、
 参考として、読んでいます。

 「死後」のR氏は、
 「身体」がない(※当たり前のことながら)ことを、
 非常に、悔やんでいます。

 できることなら、他人の「身体」でもいい、
 そこへ、入り込んで(※「憑依」)、
 もう一度、地上で、活動したい、
 と、念願しています。

 活動したい、と言っても、
 恨みをはらしたり、復讐したり、
 イタズラをして、喜んだり、
 と、悪事をすることを、望んで、
 いるのです。

 このような「悪心」が、
 将来、「地獄」に直結することも、
 知らずに‥‥、です。

 知らないからこそ、
 悪事を働こうと、するのです。

 【この世】でも、犯罪は後を絶ちませんが、
 他人を不幸に陥れる、「目論見」、「行為」が、
 そのまま、「地獄」行きと、なることを、
 知らないから、なのです。

 なんと、バカバカしいこと、でしょう。

 さて、R氏の為した悪事を、見ていきましょう。

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R氏:

 彼(※R氏のターゲット)は、
 自分の「霊魂」を、その「肉体」から、
 遊離させる、「修行」(※?)を、
 していた。

 そして、ようやく、
 それ(※「幽体離脱」のこと)が、
 できるように、なってきた。

 これは、吾が輩にとっては、
 実に好都合だった。

 吾が輩は、彼の「霊魂」が、
 「肉体」から、脱出した隙を狙って、
 空き巣狙いのように、彼の空っぽの「肉体」へ、
 いきなり、飛び込めた、のだった。

 「ハハハハ‥‥」

 「借り物だが、これで、すっかり、
 元の通りの、「人間」様だ!」

 と、ほくそ笑んだ。

 気の毒だった、のが、
 彼の「霊魂」だった。

 外面から見れば、彼なのだが、
 なんのその、
 中身は吾が輩であり、
 当人の「霊魂」は、苦い顔で、
 始終、「身体」の外に、ぶら下がっていた、
 のだった。

 「幽体」と、「肉体」とが、
 「生命」の紐(※シルバーコード、玉の緒)で、
 連結されているので、
 離れてしまうことも、できないが、
 さりとて、
 体内に、入ることも、できないのである。

 吾が輩は、「憑依」した「身体」を使って、

 彼の女房を、イジメてやった。

 蹴る、殴る、罵る、
 夜中に、叩き起こす、
 無理難題を、吹きかける、
 ‥‥。

 とうとう、彼の女房は、
 愛想をつかせて、子どもを連れて、
 家出して、しまった。

 その間にも、
 こちらは、無理酒を飲む、
 道楽をやる、賭博をやる、
 ‥‥。

 他人の「身体」だから、
 惜しくも何とも、ない。

 この結果、彼の名誉も、健康も、
 メチャクチャに、壊してやった、
 のだった。

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‥‥‥‥今回は、ここまでと致します。

 「憑依」の怖さが、おわかりいただけた、
 かと、思います。

 安易な気持ちで、「幽体離脱」などに、
 手を出すことは、危険なのだと、
 おわかりいただけた、と、思います。

 このように、
 今現在も、この百年前のR氏の時代と、
 そう、変わりはないと、思います。

 つまり、私たちの周囲には、
 「悪霊」が、うようよしている、と。

 肝心なの、「己」の「心」、
 つまり、「心境」を、どう保つか?
 です。

 明るく、他人の役に立とうと、
 生活できている、人には、
 「悪霊」は、近寄れません。

 暗い「心」で、他人を貶めるような、
 生活をしている、人にこそ、
 「悪霊」は、近寄ってくる、
 のです。

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読者の皆様へ:今回も、お読みいただき、ありがとうございます。