「地獄」の状況 (※心象風景)39

◎ 「地獄」の大都市、古代ローマ ⑩

※ 「地獄」の演劇

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☆☆【私(※一風)から】

 さて、コロシアムを出たR氏は、
 次に、劇場へと、案内させます。

 ここ古代ローマと言う、「地獄」での演劇とは、
 どんなものなのか?

 家来の男に、語らせます。

 すると、そこには、地上との関連が、
 あることに、気づかされるの、でした。

‥‥‥‥今回のところを、読んでいきましょう。

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R氏:

 「ふむ、劇場‥‥」

 「いったい、そこでは、どんな芝居を、
 やっているのかね?」

家来の男:

 「それは、面白いモノばかりで、ございます」

 「地上での惨劇は、たいてい「地獄」の舞台に、
 かけられます」

 「なるべく、生前、その惨劇に関係した、
 当人を、役者に使って、地上でやった通りを、
 演じさせます」

R氏:

 「「地獄」にも、新脚本は出るのかね?」

家来の男:

 「あまりたくさんは、出ません」

 「地上で、演じられたモノの、焼き直しが、
 多いのです」

 「もっとも、地上では、ホンモノの惨劇が、
 毎日のように、行われますから、材料に事欠くことは、
 少しも心配、ありません」

R氏:

 「すると、真の創作は、「地獄」から出ることは、
 なさそう、だな」

家来の男:

 「一つも、ないようです」

 「「地獄」の惨劇は、ことごとく、
 地上からの輸入モノ、か、焼き直しモノ、
 ばかりで、ございます」

‥‥‥‥今回は、ここまでと致します。

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 なぜ、【この世】では、惨劇が絶えないので、
 しょうか?

 その理由として、次のことが、挙げられる、
 でしょう。

※ 「人間」は【魂】であり、

※ 【魂】が、何であるかを、知らない、

 こと。

 【魂】は、不滅の「存在」です。

 ですから、「弱肉強食」の考えで、
 相手を、殺した、としても、 
 【魂】は、殺せない、のです。

 【この世】では、殺人事件が、絶えませんが、
 それは、
 「身体」を傷め、「生命」を奪えば、
 「存在」を消せた、と、考えている、からです。

 本当の「存在」は、消せない、ことを、
 知らないのです。

 そして、殺人などを犯すと、
 次の来世では、殺される、
 ことになると、知らないのです。

 こう言った、【真理】の無知が、
 「地獄」の「心境」を、発生させ、
 「地獄」世界を、作り上げている、
 ことを、知らないのです。

 「地獄」=無知

 「地獄」=【神】不在

 こそが、原因なのです。

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読者の皆様へ:今回も、お読みいただき、ありがとうございます。