「地獄」の状況 (※心象風景)70

◎ ダントンとの、戦争 ⑮

※ 再び、皇帝との問答

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☆☆【私(※一風)から】

 ダントンとの戦争に勝利し、
 王位に就いた、R氏なのでした。

 次の相手は、
 言わずと知れた、皇帝です。

 王位に就いたR氏は、皇帝からの、
 祝賀会に、呼ばれます。

 そして、再び、皇帝と、
 丁々発止の、舌戦が、始まるのでした。

 「地獄」の、支配者同士の、問答とは、
 どんなものなのか?

‥‥‥‥今回のところを、読んでいきましょう。

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皇帝:(※吾が輩をかえりみて言った)

 時に、王位を維持する苦労も、
 並大抵では、ござるまいかな?

R氏:(※カラカラと高く笑って)

 全くで、ございます。

 しかし、
 皇帝陛下のお膝元に、いるよりは、
 気は、休まります。

皇帝:

 そうかも、しれん。

 しかし、
 間断なく、警戒のし続けでは、
 なかなかもって、大儀なことで、
 あろう。

 その点では、余も、同じじゃ。

 そこで、余は、
 気晴らしのために、
 時々、地上に出掛けることに、
 しておる。

 ここで、気を張った生活を送った後に、
 地上に、出張するのは、なかなか、
 いい保養に、なっておるよ‥‥。

R氏:

 これを、聴いて、
 吾が輩の好奇心は、ムクムクと、
 動き出した‥‥。

 地上へ出張と、仰られますが、
 どうして、そんなことが、できるので、
 ございますか?

 いったん、「幽体」を失った以上、
 それは、難しいのでは、ありませんか?

‥‥‥‥今回は、ここまでと致します。

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 いかがだったで、しょうか?

 皇帝の言い分は、常に、R氏の、
 上手を突いています。

 R氏を、驚かせて、
 いずれは、騙そうと、しているのを、
 感じられましたで、しょうか?

 皇帝は、R氏を、騙して、
 より深い「地獄」に、蹴落とそうと、
 していると、お気づきでしょうか?

 それは、また、次回と、致します。

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読者の皆様へ:今回も、お読みいただき、ありがとうございます。