「地獄」の状況 (※心象風景)79

◎ R氏の「悪行」 ④

※ 「自殺」を強要すること

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☆☆【私(※一風)から】

 「自殺」の例では、
 その時、常軌を逸しており、
 誰かからの、囁き、あるいは、命令が、
 聴こえて来た、との、
 情報が、あります。

 今回の、R氏からの報告と、
 ピタリと、合致するものだと、
 考えます。

 これが、全てでは、ないでしょうが、
 一部の「自殺」の裏面には、
 このような、「他」からの、追い詰めが、
 あるように、思わされます。

‥‥‥‥今回のところを、読んでいきましょう。

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R氏:

 吾が輩は、男に向かって、声高く叫んだ。

 おのれ、アンナを忘れたか!

 アンナの恨みを、思い知れ!

 俺は、アンナから頼まれて、
 お前を、「地獄」へ連れに来たのだ!

 (※無論、吾が輩は、アンナから頼まれた、
 のでも、何でもなく、また、その女が、
 「地獄」に堕ちているのかも、知らない、
 のであった)

 (※しかし、聴く方の身になれば、
 気味悪いに、違いない)

男:(※悲鳴をあげ)

 許してくれ!

 こんなに、年数が経っているのに、
 まだ、罪は消えないのか!

 あんまり、執念深いじゃないか!

R氏:(※ますます調子に乗って、何回も‥‥)

 アンナが、呼んでいる!

 アンナが、待っている!

 早く、来い!

 急いで、来い!

 (※耳元で)

 こら! いい加減、死んだ方がマシだぞ!

 早く、「自殺」しろ!

 お前が、救われる見込みなど、ない!

 気が狂う前に、「自殺」しろ!

男:

 アンナ、許してくれ!

 堪忍してくれ!

R氏:(※この機を逃さず)

 一人の連れて来た「幽霊」に、
 アンナの姿をさせ、ベッドの横に、
 立たせた。

 とうとう、男は、ヤケになり、
 ベッドから、飛び降り、
 鏡台にあった、カミソリを取って、
 首を掻ききった、のだった。

 吾が輩は、これを見て、大いに、
 喜んだのだった。

‥‥‥‥今回は、ここまでと致します。

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 何と言う、「悪行」でしようか。

 ついに、人、一人、殺してしまった、
 のです。

 「自殺」に見えますが、
 真実は、まさしく、「殺人」です。

 こんなことをして、大喜びになる「心」だった、
 R氏なのでした。

 普段から、「自殺」を考えている、ような、
 「心」の、持ち主は、
 「心境」が、暗く、後ろ向きに、
 なってしまって、います。

 この「心境」の暗さが、
 「悪霊」に、通じてしまう、訳です。

 そして、完全に同調したところで、
 「悪霊」から、「死」へと、
 引きずり込まれる、訳です。

 こんなことが、あるんだ、
 と、私たちは、知っておく、べきでしょう。

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読者の皆様へ:今回も、お読みいただき、ありがとうございます。