「地獄」の状況 (※心象風景)88

◎ 「鬼」のいる、最下層「地獄」

※ 苦痛から逃れるべく、「鬼」と取引すること

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☆☆【私(※一風)から】

 賢明な読者の皆様なら、
 今回の、この小見出しから、
 何を、思われるでしょうか?

 またか、

 でしょうか?

 止めとけよ、

 でしょうか?

 ちなみに、
 「地獄」に落とされている身なのに、
 R氏には、全く、反省の「心」が、
 見られません。

 そして、
 自分の保身、ばかりが、
 前面に、出ています。

 これが、さらに大きな転落の、
 【原因】とは、ならないので、
 しょうか?

‥‥‥‥今回のところを、読んでいきましょう。

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R氏:

 「鬼」たちの、言っていることは、
 たいていは、ウソで、
 我々亡者を、ガッカリさせるための、
 出鱈目に、過ぎない。

 しかし、その「言葉」の中には、
 極少量の、【真理】も、含まれているので、
 亡者を、惑わせる「力」は、
 充分に、あるのだ。

 これまでなら、
 一目で、相手の「心」を見抜く、
 洞察力が、あったが、

 どうも、ここへ来てからは、
 サッパリそれが、出来ない。

 「鬼」たちは、いずれも、
 強烈な「意思」の、持ち主ばかりで、
 自分の「思想」を、堅固な城壁で、
 囲んでおり、

 吾が輩が、いかに気張ろうと、
 「心」の透視が、出来なかった。

 ぞれで、とうとう、
 吾が輩は、「鬼」の一人に向かって、
 こう、叫んだ。

 「何時までも、こう追われるばかりでは、
 やり切れない」

 「追われるかわりに、追いかける役目には、
 なれないものか?」

鬼:(※吾が輩の顔を、鞭でピシャリと叩きながら)

 「訳はないさ」

 「もう一つ上の「境涯」に行って、
 百人の「霊魂」を、ここまで、引きずり込んで、
 来さえすれば」

 「その功労によって、すぐに、
 追いかける役目に、なれる」

 「こんな、易しい仕事は、なかろうて‥‥」

R氏:

 「でも、どうすれば、上の「境涯」に、
 行けるのだろう?」

鬼:

 「俺たちで、案内しよう」

 「だが、あっちへ行ったとて、
 とうてい、俺たちから、逃げることは、
 できないぞ!」

R氏:

 こうして、とうとう、
 吾が輩は、悪魔(※「鬼」)の、
 弟子入りを、したのだった。

‥‥‥‥今回は、ここまでと致します。

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 さて、いかがだったで、しょうか?

 R氏は、性懲りもなく、
 自分だけが、助かりたいため、
 「鬼」の言われるがまま、
 さらなる、大きな「悪行」を、
 実行しようと、しています。

 「悪行」には、必ず、それ応分の、
 報いがある、

 と言うことが、まだ、全然判っていない、
 R氏は、哀れとしか、
 言いようが、ありません。

 R氏は、百人もの「霊魂」を、
 この「鬼」のいる、最下層「地獄」に、
 連れてくるので、しょうか?

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読者の皆様へ:今回も、お読みいただき、ありがとうございます。