「地獄」の状況 (※心象風景)95

◎ R氏の、さらなる転落

※ 「鬼」との約束は、反故にされ‥‥

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☆☆【私(※一風)から】

 R氏は、「自分」だけの利益のために、
 「鬼」と、取引をしました。

 それは、上の「境涯」から、
 多数の住人を、この「鬼」のいる「地獄」に、
 連れて来い、
 しからば、お前(※R氏)を、
 もう、追い回しは、しない、
 
 と言う、約束でした。

 とにかく、「鬼」からの、鞭に、
 耐えかねていた、R氏は、
 この「鬼」からの、献策に、
 乗った訳です。

 しかし、こんな「自分勝手」が、
 通るで、しょうか?

 R氏の安泰のために、
 大勢の住人が、犠牲になるのです。

 こんな、ことが、あり得ると、
 考える方が、どうかしています。

 そして、案の定、
 R氏は、「己」がやったことの報いを、
 受けることと、なるのです。

‥‥‥‥さあ、今回のところを、読んでいきましょう。

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R氏:

 我々が、約束の「境涯」、
 (※「鬼」のいる、最下層「地獄」)
 に、落ちていく、と、同時に、

 たちまち、無数の「鬼」たちが、
 我々の、周りに、群がり寄って来た。

 「ともかく、これで、吾が輩は、
 約束の褒美に、ありつけるな」

 と、喜んだのも、つかの間、

 褒美どころか、あべこべに、
 一人の「鬼」から、
 こう、引導を、渡されてしまった。

「鬼」:

 お前は、悪魔の役割を、横取りした。

 多数の人間どもを、こんな所へ、
 連れて来たが、
 よく、考えるが、いい。

 俺たちと、お前とは、
 種類が、違うのだ。

 お前に、そんなことをする、権能は、
 少しも、ないのだ。

 俺たちは、人間を憎み、
 人間をイジメるのが、天職だ。

 お前は、単なる利己心から、
 お前の、同胞を、裏切った。

 バカにするな!

 お前が、いかに「鬼」の真似をしたとて、
 本当の「鬼」に、なれて、たまるか!

 俺たちの天性と、お前たちの天性とは、
 根本的に、違うのだ!

 こら! こんちくしょう!

 サッサと、自分の仲間のところへ、
 すっこめ!

R氏:

 そんなことを、言われ、
 吾が輩は、這々の体で、
 自分が、誘惑してきた亡者たちの群れに、
 返された、のだった。

‥‥‥‥今回は、ここまでと致します。

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 さて、いかがだったで、しょうか?

 R氏の策謀は、見事に失敗したのです。

 人を騙し、裏切って、
 「幸せ」など、得られません。

 それを、「鬼」に、きつく教えられた、
 のです。

 R氏の「心」に、本当の反省が、
 生まれない限り、「幸せ」とは、
 正反対の方へ、向かうだけ、
 なのです。

 それに、まだ気づけない、R氏なのでした。

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読者の皆様へ:今回も、お読みいただき、ありがとうございます。