「地獄」の状況 (※心象風景)135

◎ 「地獄」の第三境 ⑤

※ 図書の中味とは?

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☆☆【私(※一風)から】

 R氏は、図書館の中に、入りました。

 そこにいた、案内役のような男に、
 いろいろ質問し、回答を得ます。

 その回答が、実に意味深長であり、
 【この世】に生きる私たちにも、
 大いに参考と、なるものです。

‥‥‥‥今回のところを、読んでいきましょう。

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R氏:

 書籍の部には、
 憎悪、残忍に関する、一切の専門書が、
 揃っていた。

 例えば、こうである。

 ・ 宗教裁判の記録

 ・ 毒殺の手引書

 ・ 拷問に関する史実、並びに説明書

 と言った、ものである。

 ただ、さらにそこには、

 ・ 生体解剖等に関する医書

 が、陳列されており、
 吾が輩は、不審を抱いた。

 ※ いったい「地獄」に来る書物と、
  そうでない書物との、区別は、
  何で決まるのですか?

 と、一冊の医書を抜き出して、
 質問したのだった。

男:

 例えば、この生体解剖書じゃが、
 これは、フランスで、出版されたもの、
 じゃ。

 それが、
 「地獄」に来るのと、来ないのとでは、
 その書物の、目的と、それに伴う、影響、
 で、決まるの、じゃよ。

 (※と、男は、鹿爪らしい顔で、
 諄々と、説明し始めた)

‥‥‥‥今回は、ここまでと致します。

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 さて、いかがだったで、しょうか?

 書物にしても、
 その発行の、目的と、影響が、
 「地獄」行きか、どうかの、
 ポイント、だと、

 明かされました。

 つまり、「動機」です。

「動機」の、良し悪しが、大事だ、

 と、言う訳です。

 さらに、次回へと、続きます。

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読者の皆様へ:今回も、お読みいただき、ありがとうございます。