「地獄」の状況 (※心象風景)143

◎ 「地獄」の第三境 ⑬

※ 「地獄」の病院にて 生体解剖される患者

‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
☆☆【私(※一風)から】

 ここ「地獄」の病院では、
 考えられない、酷いことが、
 行われて、いました。

 麻酔なしでの、患者への手術です。

 そして、その手術には、何と、
 見物人も、いたのです。

 R氏も、その一人となったのですが‥‥。

‥‥‥‥今回のところを、読んでいきましょう。

‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
R氏:

 手術台には、一人の男が、
 横たわっていた。

 やがて、一人の医者が来て、
 その患者の、中枢神経の一つ、に対して、
 恐ろしく、痛い、手術を開始した。

 切開される、患者の悲鳴、

 それを、凝視している見物人の、
 悦に入った、顔つき‥‥。

 いかに、吾が輩でも、
 こんな光景を、平気では見ておれない、
 ので、

 こそこそ、この部屋を、抜け出した。

 次は、解剖室に、入った。

 ここでは、生きている、
 男と、女とが、
 解剖に、付せられようと、していた。

 一個の部位が、切り刻まれ、
 放り出されると、

 その部位は、再び、原形に、
 復活する。

 原形に、復活したと、みると、
 他の医者が、再び、そこを、切り取る。

 このような、残酷な解剖が、
 何回も、何回も、繰り返されて、
 いたの、だった。

‥‥‥‥今回は、ここまでと致します。

‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
 さて、いかがだったで、しょうか?

 まさに、狂気の「世界」です。

 しかし、このようなことを、
 ここでは、大真面目に、やっているのです。

 ここの医者は、
 残酷だ、などとは、
 一つも、思っては、いないのでしょう。

 また、ここの患者とは、
 いったい、どんなことで、
 入院しているのか?

 これも、不思議です。

‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
読者の皆様へ:今回も、お読みいただき、ありがとうございます。