「地獄」の状況 (※心象風景)162

◎ 「欲望の街」コリンス市 ②

※ 住人の「意識」とは?

‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
☆☆【私(※一風)から】

 これから、語られるコリンス市も、
 (※立派な?)「地獄」、
 なのですが、

 どうやら、住人の「意識」は、
 そうではないようです。

 私たちも、学べる点が、多々あると、
 考えます。

‥‥‥‥今回のところを、読んでいきましょう。

‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
住人の男:

 ※ いったい、お前さんは、どこから、
  来たのか?

 ※ あの有名な、コリンス湾も、
  そこに、見えてるでは、ないか!

 そう言って、どぶ池のような、ものを、
 指差した。

R氏:

 吾が輩は、呆れ返って、

 ※ 君たちは、あんなどぶ池みたいなものを、
  風光明媚なコリンス湾に、見立てて、
  喜んでいるのかね?

 ※ 冗談じゃ、ないよ。

住人の男:

 ※ そう言われてみれば、
  本当に、そのようだ。

 ※ 理屈は、ちっとも、わからないが、
  この頃の天気も、いつもどんよりしているよ。

R氏:

 ※ おいおい、いい加減にしてくれ!

 ※ ここは、「地獄」なんだよ。

 ※ 「地獄」だから、こんなに汚らしいんだ。

住人の男:(※R氏の「言葉」を遮って)

 ※ デタラメ、言っては困る!

 ※ 我々は、不老長寿の方法を発見した。

 ※ だから、神々が怒って、
  こんなに、街を、汚くしたんだ。

 ※ お前さんは、知るまいが、
  我々は、いつまで経っても、死なない。

 ※ 私なんかも、何千年も生きていて、
  もう、勘定できない。

‥‥‥‥今回は、ここまでと致します。

‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
 さて、いかがだったで、しょうか?

 驚くべきことに、住人の男に、
 ここが、「死後」の世界、
 それも、「地獄」である、
 ことの、認識が、ないのです。

 しかも、「自分」は、冷静である、
 かのごとく、振る舞っています。

 むしろ、R氏のことを、
 常識外れの、危険人物である、
 かのごとく、接しています。

 いったい、どちらが、常識外れ、
 でしょうか?

 きっと、ここの住人には、
 聴く耳も、持っていないのでは?

 と、思われます。

 それらについては、また次回と、致します。

‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
読者の皆様へ:今回も、お読みいただき、ありがとうございます。