人生に役立てる、古典の知恵「26」

◎ 蛇足(※だそく)
 (『戦国策』)

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【【神様】ご自身からの、解説】

 好事、魔多し。

 好調のときほど、
 次にやってくる、転落の芽が、
 潜んでいるものだ。

 調子に乗り、油断することが、
 いちばん、恐ろしい。

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【私(※一風)からの、解説】

 蛇足とは、
 賞品をもらうことを、競い合い、
 せっかく、
 いったん、完成したのにも、かかわらず、
 余裕を、かましてしまい、
 余計なモノを、加えてしまって、
 負けてしまい、賞品も、もらえなかった、
 という、故事です。

 蛇の絵に、足を描き加えれば、
 もはや、それは、
 蛇では、ありません。

 ◎ 過ぎたるは、及ばざるがごとし

 なのです。

 ちょうどいい加減で、止める。

 「人生」では、このことを、
 常に心に留め、
 蛇足と、ならないよう、
 引き締めることが、
 肝要では、ないでしょうか?

 やり過ぎは、禁物で、あります。

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読者の皆様へ:今回も、お読みいただき、ありがとうございました。