「地獄」の状況 (※心象風景)31

◎ 「地獄」の大都市、古代ローマ ②

※ そこにいた人々

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☆☆【私(※一風)から】

 R氏は、いよいよ、この街に、
 入っていきます。

 そこには、どんな人々が、
 いるのでしょうか?

 どんな「心境」の、人々なのでしょうか?

 ‥‥‥‥今回のところを、読んでいきましょう。

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R氏:

 吾が輩は、しばらくの間、
 何の妨害も受けずに、先へ先へと、
 進みました。

 そして、濃霧にも目が慣れて、
 この市街が、どこか見覚えあることに、
 気づいた。

 他でもない。
 この市街は、古代のローマなのです。

 かつて、ローマに建設され、
 今は、滅びた建物が、出現しており、
 それらは、皆、残忍な行為と関係するもの、
 ばかりであった。

 残忍な邪気が、凝縮して、
 この「地獄」の、大首都が、建設されている、
 のだった。

 同じ、ローマの建物でも、
 残忍牲のない建物は、ここには、現れないで、
 それらは、別の「境涯」の街に、
 現れている、のです。

 立派ではあるが、しかし、極度に汚い市街、
 だった。

 吾が輩は、思うがままに、そこを、
 うろついた。

 時々、吾が輩は、男や女に、出くわしたが、
 その多くは、地上と格別違った服装も、
 していない。

 ただ、それが、
 イヤに汚れて、しかもビリビリに、裂けている、
 のだった。

 中には、吾が輩を見て、
 突撃して来そうにする、者もいたが、
 吾が輩が、グッと睨みつけると、
 訳なく、逃げ去るのだった。

‥‥‥‥今回は、ここまでと致します。

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 さて、いかがだったで、しょうか?

 これが、「地獄」の大都市、なのです。

 「心境」が、「形」を作る、のです。

 残忍な「心境」が、残忍な街を、
 「形」作るのです。

 残忍な「心境」が、「己」の服装を、
 「形」作るのです。

 ですから、汚れて、しかも、
 ビリビリに、破れている、のです。

 ただ、それも、本人は、
 気づいて、いない、のです。

 と言うか、平気なのです。

 それどころか、
 本人自身は、結構きれいに、着飾っている、
 とさえ、思い込んでいる、のです。

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読者の皆様へ:今回も、お読みいただき、ありがとうございます。