ことわざに学ぶ「人生」:その177
◎ 臍(※ほぞ)を噛む
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☆☆【私(※一風)から】
臍とは、へそのこと、です。
へそは、自分で噛むことができません。
ここから、
できなかったことを、後悔することの、
例えです。
あのとき、ああやっていれば、よかった、
と、
後悔することを、
◎ 臍(※ほぞ)を噛む思い
と、表現するわけです。
古代中国での、話です。
弱国の「鄧(とう)」が、
強国の「楚(そ)」に、攻められる、
であろう、ことが、予測されて、
いました。
今の内に、強国の「楚(そ)」を、
何とかしておかないと、
と、役人が王に進言しましたが、
何もしませんでした。
案の定、
その後、弱国「鄧(とう)」は、
強国の「楚(そ)」に、滅ぼされ、ます。
そこで、その役人は、
◎ 臍(※ほぞ)を噛む思い
だった、という、ことです。
「人生」でも、こんなことは、
たくさん、あること、でしょう。
臍(※ほぞ)とは、へその古語、
です。
こんな思いは、したくない、ものです。
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読者の皆様へ:今回も、お読みいただき、ありがとうございました。