【【神様】からの解説】
◎ 本末転倒のこと
世界に、数々の宗教がある。
そして、それぞれに、【神】がいる。
【神】の、名前も、それぞれ。
人々は、我々の宗教の【神】こそ、
真実であり、尊いと、説く。
すると、我々の宗教【神】以外は、
間違い、なのであろうか?
誰それの【神】は、
間違い、なのであろうか?
【神】は、ずっと、いる。
宗教の生まれる、その、ずっと、前から、
【神】は、いる。
宗教が、できたのは、
その、ずっと、後である。
人間が、未開であった、段階から、
【神】は、いる。
いや、
人間が、いなかった、段階から、も、
【神】は、いるのだ。
その、ずっと、いる【神】に、
後から、気づけたのが、人間だ。
そして、地域地域で、
【神】に、名前を、つけた。
もう、このこと、自体が、
本末転倒なのだ。
【神】は、人間から、
名付けられたりは、しない。
【神】の方が、人間より、先にいたからだ。
我々の【神】、という、言い方も、
本末転倒だ。
我々に、【神】がいるのではなく、
【神】が、元々いて、
後から、人間が、生まれたのだ。
お前たちが、【神】のことを、どう呼ぼうが、
勝手だが、
そもそも、そうすることが、
間違い、なのだ。
さらに、
名付けることで、お前たちが、【神】を、
独占することも、できない。
また、
我々の【神】、誰それの【神】と、
比べること、くらい、
ナンセンスなことも、ない。
地域地域で、どう呼ばれようが、
【神】なのだ。
どう呼ばれようが、関係ないのだ。
【神】で、よいのだ。
【神】に、名付けることの方が、
間違い、なのだ。
つまり、本末転倒しているのだ。
ただ、一つ言えることが、ある。
・【神】が、いる
これだ。これだけだ。
ここのところが、わかっていないと、
全てのことが、本末転倒する。
間違い、の、ものの見方と、なるわけだ。
【神】がいて、
それに、気づき、宗教が、生まれた。
宗教が、あって、
【神】が、生まれたのでは、ない。
【神】に、お前たちから、名付けることなど、
できず、
それぞれに、【神】のごく一部分を、指した
宗教が、生まれた。
宗教に、【神】の全てを、
指すことなど、できない。
ただし、だからと言って、
【神】など、ない。
と、宗教を否定するのは、
さらに、間違い、なのである。
ここまで、語ったことは、
お前たちも、実は、死ねば、
全て、わかること、なのである。
生きているうちに、どんな宗教であったろうと、
死ねば、皆、私(※【神】)の元に、
帰ってくる。
そして、私(※【神】)の元で、
各宗教の儀式「形」も、削ぎ落とされていく。
結局は、宗教は、なくなる。
あるいは、宗教(※そう呼ぶしかない)は、
お前たちが、考えている、以上の、
一つ、に、戻る。
今回は、ここまでとする。