【【神様】からの解説】
 
 ◎ クルマは、勝手に動くのか?

 今日も、道路には、クルマがあふれ、
 まるで、血管を、血液が、流れるが如く、
 動いていく。

 鳥が、道路を動くクルマを見れば、
 まるで、生きた四角い、象のようなものが、
 動いたり、止まったり、
 光を出したり、音を出したり、
 しているように、見えていること、だろう。

 鳥からすれば、動くクルマは、
 クルマという、生き物で、
 速く動くが、
 特に、天敵ではなく、
 自分(※鳥)に、襲いかかることは、ない、
 と、認識している、だろう。

 ただ、クルマが、道沿いに、ある、
 我が(※鳥)、巣の、横を通るとき、
 これは、巣を襲いに来ている、
 と、認識し、
 威嚇のため、クルマに、飛びかかる、
 のである。

 クルマは、クルマで、
 鳥など、相手にしていないから、
 横から、急に、鳥が飛び出してくると、
 ビックリ、する、くらいである。

 さて、このクルマ、であるが、
 鳥から見て、生き物と、思っている、
 このクルマとは、
 どうなのだろうか?

 クルマという、生き物なら、
 クルマが、自発的に、
 自分自身(※クルマ)を、動かしている、
 はずである。

 しかし、真実は、どうであろうか?

 クルマを、動かしているのは、
 クルマではなく、運転手という、
 クルマではない、別の存在である。

 しかし、鳥からは、
 運転手という、存在は、
 見えないし、わからない。
 あくまでも、クルマは、クルマという、
 大きな、生き物なのである。
 クルマを動かしているのが、
 クルマでない、運転手という、存在なのだ、
 とは、知らないのである。

 クルマを、制御しているのは、
 ガソリンでも、エンジンでも、バッテリー、
 でもなく、
 運転手という、人間である。
 クルマと、人間とは、
 違う、存在なのだ。

 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥

 以上は、たとえ話である。

 この、たとえ話と、同じことが、
 人間に、ついても、言える。
 (※本当は、全てのものに、対して言える)

 人間を動かしているのは、
 人間では、ない。
 まるで、クルマのときと、同じように。
 人間を動かしている、運転手が、いるのだ。
 その、運転手を、
 【魂】と、言う。

 【魂】が、いるから、
 人間は、生きて、動く。
 【魂】が、いなくなると、
 人間は、活動を、止める。
 一時的に、【魂】が、いなくなると、
 人間は、自動運転となり、睡眠状態となる。
 キッパリと、【魂】が、運転席から、離れることを、
 【死】と言う。

 【魂】は、己が、乗り込む、
 クルマ(※人間のこと)を、選んでいる。
 
 ・今度は、赤のスポーツカーに、しよう
 ・今度は、黒の、セダンだ
 ・今度は、白の、ワンボックスが、いい
 ・今度は、黄色の、軽自動車だ、

 等々‥‥。

 クルマに、罪はない。
 クルマの、性能と、
 【魂】の、力は、別のもの。
 クルマが、高性能でも、
 乗り込む、【魂】が、未熟なら、
 クルマは、暴走して、事故をし、
 大破、して、スクラップ(※【死】のこと)
 に、なるかもしれない。

 クルマと、クルマとの、関係のなか、
 ルールを、守れば、道は、走れる。
 信号を、守り、
 細い道では、相手に、道を譲り、
 また、いい道では、
 前の、クルマを追い越そうかと、
 するかも、しれない。
 その、全てが、クルマが、勝手に、
 そうしているのではなく、
 クルマの中に、隠れた、
 運転手たる、【魂】が、行っているのである。

 以上、

 人間を、動かしているのは、
 人間ではなく、
 【魂】である、ことを、
 説明するために、語った。

 【魂】とは、人間とは、
 全く違う、エネルギーである。
 人間とは、似もつかない、
 素晴らしい、エネルギーなのである。

 ここまで、私(※【神】)の、語りを、聴き、
 お前は、どうであったろうか?

 ・お前は、鳥と、同じか?
 ・お前は、運転手(※【魂】)を、知る者か?

 これは、
 わかる者には、わかり、
 わからない者には、わからないだろう。

 今回は、以上である。