ことわざに学ぶ「人生」:その67

◎ 身を捨ててこそ、浮かぶ瀬もあれ

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☆☆【私(※一風)から】

 川で、溺れた際、
 不用意にもがくと、却って沈んでいき、
 自然の流れに、抵抗せず、身を任せていれば、
 浅瀬に運ばれる、こともある、
 とのことから、

 危機一髪の状況となれば、
 もはや、ジタバタするな、

 という教えです。

 確かに、
 溺れて、手足をジタバタさせると、
 余計に、パニックになり、
 水を飲んで、沈んでしまうことが、
 あります。

 また、
 縄で縛られて、閉じ込められたとき、
 不用意に、動くと、
 却って、余計に縄が締まり、
 万事休すと、なります。

 先ずは、
 絶体絶命でも、「心」を落ち着け、
 観念することが、
 却って、道を開くことに、
 つながる、のです。

 たとえ、
 最悪、死を前にしても、
 「死後」を、熟知していれば、
 取り乱すことも、ありません。
 諦めて、身を任せる、のです。

 所詮は、人間、死ぬときは、死に、
 生きるときは、生きるのです。

 「人生」、やはり、
 【真理】を、早く知っておく、
 べきだと、
 ここでも、言えます。

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読者の皆様へ:今回も、お読みいただき、ありがとうございました。