小桜姫の言葉に学ぶ【真理】と「人生」56
◎ 【霊界】での夫婦のあり方
※ 指導役の神様からの、直言とは?
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☆☆【私(※一風)から】
前回からの、続きとなります。
今回の、指導役の神様からの言葉も、
私たちの「人生」への、警鐘と、
なるべきものと、思わます。
その点、しっかり、お読み頂きたいと、
思います。
◎ 指導役の神様:
現世の夫婦なら、愛と欲との二筋で、
結ばれるのも、やむを得ぬが、
いったん、肉体を離れた上は、
すっかり欲から離れてしまわねば、
ならぬ。
◎ そちたちは、今まさに、その修行の真っ最中。
少しぐらいのことは、大目に見逃してもやるが、
あまりに、それに走ったが最後、
結局、「幽界」の落伍者として、
亡者扱いを受け、幾百年、幾千年の、
逆戻りをせねば、ならぬ。
◎ ワシたちが受け持っている以上、
そちたちに、断じてそんな見苦しい真似は、
させられぬ。
◎ これからも、そちたちは、どこまでも、
愛し合ってくれ。が、そちたちは、
どこまでも、浄い関係を、続けてくれ‥‥。
◎ 小桜姫:
それから、しばらくの後、
私たちは、世にも嬉しい、朗らかな気分になって、
右と左とに、袂を分かったことで、
ございました。
◎ ついでながら、私と私の生前の良人との関係は、
今もなお、依然として、続いており、
しかも、それはこのまま、永遠に残るのではないか、
と、思われます。
が、むろん、それが互いに許し合った、
【魂】と【魂】との、浄き関係であることは、
改めて、申しあげるまでも、ないと存じます。
以上です。
ここに、夫婦としての、あるべき理想が、
述べられていたと、思います。
このようにあることは、
たいへん難しいことでは、ありますが、
【霊界】でのことに、思いを馳せ、
それを、現世での「人生」に、活かすことこそ、
『小桜姫物語』を読んだ、結果を出す、
ことに、つながるのだと、考えます。
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読者の皆様へ:今回も、お読みいただき、ありがとうございました。