小桜姫の言葉に学ぶ【真理】と「人生」95
◎ 梅の「精」の気持ち
※ 伐採される時は、どうなのか?
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☆☆【私(※一風)から】
木が伐採される、とは、
人間に置き換えて考えると、
事故・事件で、突然命を奪われる、
ような、ものでしょう。
突然、訪れる「死」を、この「妖精」は、
どう、答えるので、しょうか?
前もって、言っておきますと、
これが、人間の事故による「死」と、
非常に似通っている、のではないか、
ということ、です。
それでは、「妖精」の言葉を、
読んでいきましょう。
◎ 小桜姫:
木によっては、根元から切り倒される場合も、
ありますが、その時、あなた方は、
どう、なさる?
◎ 梅の「精」:
そりゃ、良い気持ちは、致しませぬ。
しかし、伐られるものを、
私たちの力で、どうすることも、
できませぬ。
すぐ、諦めて、
木が倒れる瞬間に、そこを、
立ち退いて、しまいます。
以上です。
私たちの【魂】(※人間の心より大きいもの)も、
事故死などするとき、
その「死」の直前に、身体から離れます。
ですから、【魂】は、「死」の痛みを、
感じません。
なぜなら、「死」ぬ直前に、
立ち退いてしまう、からです。
この梅の「精」と、同じことを、
人間の【魂】も、やっている、わけです。
諦めて、立ち退いてしまう、
というところが、私(※一風)も、
胸をうちました。
私たちは、植物のおかげで、
生活ができ、命を得ています。
その感謝を、しなければなりません。
その点においても、この梅の「精」からの、
言葉は、学ぶ点が、多いことと、
存じます。
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読者の皆様へ:今回も、お読みいただき、ありがとうございました。