だとしたら、どう生きますか?【霊界】からの言葉39
◎ R氏からの、報告 ①
※ 車にしかれたのに‥‥
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☆☆【私(※一風)から】
今回から、しばらくの間、
『死後の世界』(※J・S・ワード著 浅野和三郎訳)
に登場する、
R氏からの、報告を、読んでいきたい、
と、思います。
浅野和三郎先生は、
【霊界】のことを、正しく知らせるために、
西洋の書物の、翻訳にも、
努められました。
ここに、登場するR氏は、
生前、悪行を重ね、
死後、地獄に落ちることに、なるのですが、
地獄の底で、改心し、
一歩一歩、地獄から這い上がってくる、
のです。
そのことの、凄まじい、内容の報告が、
R氏から、語られるの、ですが、
私たちに、参考となる事柄も、多く、
ここから、学んでいきたい、と、
思います。
まずは、R氏の死の様子を、
読んでみましょう。
R氏は、交通事故で、車にしかれて、
亡くなる、のですが、
R氏自身、死んだことに、気づけません。
その部分から。
◎ R氏:
吾が輩が、(※英国)ストランド街を、
ぶらついている時のこと、であった。
一台の自動車が、背後からやって来て、
私を突き飛ばして、
おまけに、身体の上を、
轢いていった。
ところで、ヘンテコなのは、
それからだ。
轢かれた後で、吾が輩は、
すぐ、ムクムクと、起き上がった。
頭が、ちと変だ。
そのうち、盛んな人集りがするので、
急いで、その場を立ち去って、
役場へ、向かった。
以上です。
R氏は、役場へ行く用事が、
あったのです。
R氏は、交通事故で、車に轢かれ、
倒れ込んでおり、
人集りが、できていた、のですが、
R氏自身は、「幽体」となって、
(※つまり、幽霊状態)
ムクムクと、起き上がり、
その場から、役場と向かってしまった、
のです。
それくらい、「幽体」は、
身体と、そっくり、なのです。
おそらく、車に轢かれる、寸前に、
R氏は、【魂】となり、
「幽体」で、身体を抜け出て、
痛みを感じなかった、と、思われます。
私たちも、事故死する場合、
【魂】は、身体の「死」の直前に、
【魂】が、抜け出る、ことが、
多くある、ようです。
この場合、痛みを感じないため、
自分が、死んだとは、思えないのです。
普通、「幽体」となった自分は、
死んで横たわっている、自分の身体を、
眺めて、
死を悟る、のですが、
R氏は、それが、できなかったため、
死んだことに、気づけないで、
いるのです。
まことに、不幸なことと、
言わざるを得ません。
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読者の皆様へ:今回も、お読みいただき、ありがとうございました。