だとしたら、どう生きますか?【霊界】からの言葉 64

◎ R氏からの、報告

※ 「憑依」による、犯罪 ③
  死刑は、執行されたが‥‥。

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☆☆【私(※一風)から】

 R氏に「憑依」された男は、
 宝石商に侵入し、
 宝石を盗むとともに、
 店主までも、殺害した、
 のでした。

 表面上は、男が犯人ですが、
 真の殺人犯は、「憑依」していた、
 R氏です。

 ですが、
 「憑依」という現象は、
 一般社会では、認知されていないため、
 結局は、
 男は、裁判で、死刑となった、
 のです。

 さて、この死刑が執行されて、
 男は、どうなった、のでしょうか?

 そして、R氏には、
 この悪行への、報いは、ないのでしょうか?

 まずは、死刑執行の場面が、
 R氏より、報告されます。

 そこには、
 「死」の、真の様子が、
 うかがえます。

 読んでみましょう。

◎ R氏:

 裁判では、
 彼(※R氏が「憑依」した男)の、
 女房が、
 良人に対して、同情ある陳述をし、
 
 彼の平生の行動から推定して、
 この犯罪は、確かに、
 一時性の、発狂の結果に相違ない、
 と、申し立てたことは、
 なかなか、有力なる弁護であった。

 無論、それの為に、
 死刑が、破棄されることは、なかったが、
 この、同情ある陳述が、
 良人の、善「心」の芽を、
 吹き立たせるには、
 十分で、あった。

 また、監獄の教誨師が、
 彼を信じて、百方、慰謝の道を、
 講じたので、
 
 いよいよ、彼は、
 本心に立ち返り、
 生前の罪を、悔い改めて、
 【神】に、おすがりする、
 気持ちに、なった。

 死刑が、執行されて、

 結局、彼の「肉体」だけは、
 予定通りに、殺し得たが、
 
 彼の霊魂は、こちらの思い通りには、
 ならず、
 
 死刑が、実施された瞬間に、
 一団の天使たちが、彼を取り巻き、
 我々、悪霊を追い散らして、
 どことも知れず、連れ去ってしまった。

 言わば、九仞の功を一簣に虧いた、
 訳で、
 復讐の最終の目的は、
 達せられずに、終わった、
 ので、ある。

 以上です。

 私たちとは、詰まるところ、
 「肉体」ではなく、
 霊魂(※【魂】)なのです。

 【魂】は、滅びません。
 【魂】は、不滅です。

 「肉体」とは、【この世】で活動するための、
 私たちの媒体、です。

 言わば、私たちの、【この世】用の、
 着物だと、言えましょう。

 悪行に走るR氏は、
 着物である「肉体」を、滅ぼすことはできても、
 肝心の【魂】を、滅ぼすことは、
 叶わなかった、のです。

 「憑依」された男は、
 悔い改めて、「心」から【神】にすがった、
 ことから、
 その結果、
 「死後」、天使の一団が、
 彼を保護しに、降臨されました。

 彼は、この後、
 天使たちに、導かれ、
 【霊界】で、修行することに、
 なるので、しょう。

 一方、R氏は‥‥?

 これと、正反対の、報いがくることは、
 容易に、想像が、つきます。

 次回は、R氏が、その後どうなったのか?
 学びたいと、思います。

 ぜひ、あなたの「人生」に、
 このことを、活かしていただきたいと、
 思います。

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読者の皆様へ:今回も、お読みいただき、ありがとうございました。