だとしたら、どう生きますか?【霊界】からの言葉 74
◎ R氏からの、報告
※ 「地獄」の大都市 ④
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☆☆【私(※一風)から】
この、古代ローマに似た、街には、
どんな住人が、住んでいるので、
しょうか?
そして、どんな暮らしを、
しているので、しょうか?
ここから、
典型的な、「地獄」の風景が、
R氏から、報告されます。
ある意味、【この世】と、
似ている部分が、あると思います。
それでは、読んでいくことに、しましょう。
◎ R氏:
増悪性、残忍性の勝っている、
都市としては、
ローマの他に、ヴェニスだの、
ミラノだのが、数えられる。
そして、呪われた霊魂たちは、
皆、類をもって、それぞれの都市へ、
吸引されていく。
無論、「地獄」の都市は、
増悪や、残忍の都市、のみには、
限らない。
邪淫の都市だの、物質欲の都市だのと、
いろいろのところが、存在している。
パリや、ロンドンは、
主に、邪淫の部に、出現している。
ただし、これはホンの一般論で、
ロンドンの如きも、
それぞれの時代、それぞれの性質に応じて、
局部、局部が、「地獄」の各方面に、
散在していることは、言うまでもない。
立派であるが、しかし、
極度に汚い市街を、吾が輩は、
足に任せて、うろつき回った。
時々、吾が輩は、
男や、女に、出くわしたが、
その大部分は、地上と格別違った服装は、
していない。
ただ、それがいやに汚れて、
ビリビリに裂けている、のであった。
中には、吾が輩を見て、
突撃して来そうに、する者も、
あったが、
こちらが、グッと睨みつけてやると、
訳なく、逃げてしまった。
こんなことを繰り返している内に、
吾が輩は、ふと、考えついた。
今まで、俺は、
人から攻撃されて、ばかりいるが、
今度は、一つあべこべに、逆襲して、
家来の、一人もこしらえ、
道案内でも、させて、やろうか?
どうせ、いやでも応でも、
ここに住まわねば、ならんの、だから‥‥。
以上です。
「地獄」とは、虚飾の街です。
住人も、自分では、化粧し、着飾っている、
つもり、なのですが、
他者から見れば、服装もボロボロ、
顔も、汚れきって、います。
「心」が、自分の身に付けるもの、
表情に、現れている、
のです。
品性が、顔に現れる、ことは、
【この世】でも、全く同じこと、
でしょう。
さて、R氏は、この「地獄」の街で、
何をするので、しょうか?
それは、また次回へ‥‥。
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読者の皆様へ:今回も、お読みいただき、ありがとうございました。