だとしたら、どう生きますか?【霊界】からの言葉 87

◎ R氏からの、報告

※ 「地獄」の大都市 ⑰

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☆☆【私(※一風)から】

 いよいよ、R氏と拷問係との、
 直接対決と、なりました。

 このことを、こと細かに、
 引用するのも、気が引ける、
 のですが、

 ここで、割愛するのも、
 何かと思います、ので、
 成り行き上、続きを載せたいと、
 思います。

 「地獄」とは、こんな所なのだ、

 私たちにも、似たところは、ないだろうか?

 と、お考えいただきながら、
 お読みいただけれは、よいかと、
 存じます。

 それでは、今回の分を、どうぞ‥‥。

◎ R氏:

 「エーイ!」

 と、気合いをかけるごとに、
 敵(※拷問係)の身体は、
 ズルリ、ズルリと、舞台の端まで、
 引きずられて来た。

 そこで、先方は、もう一度、
 死に物狂いの抵抗を、試みたが、
 
 最後に敵は、
 ものすごい、一声の悲鳴をあげて、
 舞台下の、囃子場の中に、落ち込んだ。

 囃子連中は、びっくりして、
 四方へ、逃げ出す。

 同時に、歓呼喝采の声が、
 見物客の間から、ドッと破裂する。

 それから先は、もうこちらのもので、
 敵は、起き上がって、
 一歩一歩、吾が輩の席をさして、
 機械人形のように、一直線に、
 這い寄って来る。

 意気地の無いこと、おびただしいが、
 それでも、見物客は、気味悪がって、
 左右に、避けて逃げる。

 とうとう、敵は、吾が輩の面前に来て、
 ひざまずいた。

 しばらくして、吾が輩が、
 言ってやった。

 「舞台に戻って、宜しい」

 「吾が輩も、舞台に出るのだ」

 もう、こうなっては、敵は、
 至極、おとなしいもので、
 すごすご、舞台へ引き上げると、
 吾が輩も、すぐその後から、
 身軽に、舞台に、飛び上がった。

 そして、吾が輩は、言ったのだ。

 「こいつを、拷問にかけるのだ!」

 と‥‥。

 今回は、ここまでと、致します。

 さあ、いかがでしたか?

 ご想像の通り、だったでしょうか?

 R氏の精神力、胆力は、
 相当のものです。

 この強力な精神力、胆力が、
 災いして、
 それを、発揮すれば、するほど、
 「地獄」の下へ下へと、
 転落するの、でした。

 この「地獄」の大都市は、
 まだ、「地獄」では、序の口、
 であったことは、
 この後、わかってきます。

 それにしても、
 拷問係を、やっつけて、
 それを、逆に、拷問にかける、
 とは、
 R氏の「心」も、真っ黒に荒んで、
 きたように、思います。

 この後、R氏は、どうなるのでしょうか?

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読者の皆様へ:今回も、お読みいただき、ありがとうございました。