だとしたら、どう生きますか?【霊界】からの言葉 199

◎ L氏からの、報告

※ L氏から見た、R氏の「地獄」からの帰還 ③

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☆☆【私(※一風)から】

 L氏は、初めて「地獄」との境目を、
 見たわけです。

 濃厚な闇は、暗く冷たく、
 そこに差し入れた手は、切断されたかのように、
 見えなくなって、いるのでした。

 ここで、L氏は、【守護神】に、
 質問を、します。

 読んでいきましょう。

◎ L氏:

 なぜ、ここはこんなに、暗く、
 冷たいので、しょうか?

◎ 【守護神】:

 それは、
 「信仰」の【光】が、
 「地獄」には、存在しない、
 からだ。

 また、「地獄」には、
 【神】の愛も、ない。

 お前は、すでに「霊」であるから、
 「霊」の【光】と、温みを、
 要求する。

 あたかも、「肉体」が、
 物質的な、温みと、【光】とを、
 要求するように‥‥。

◎ L氏:

 闇の壁が、やがておもむろに、
 前後に、揺れ始めた。

 ある所では、
 闇が、【光】に食い込んでいるが、
 他の所では、
 闇が、【光】に圧せられている。

 従って、
 【光】と闇との、境界線は、
 波状を呈しており、
 それは、うねり曲がっている。

 この動揺が、
 だんだん激しくなるので、
 私は、闇に吸い込まれぬよう、
 覚えず、絶壁の末端から、
 飛び退いた。

 しかし、私の【守護神】は、
 落ち着きはらって、

◎ 【守護神】:

 これこれ、

 慌てることは、ない。

 闇は、ここまでは、届かない。

 ここには、固い「信念」があるからな。

◎ L氏:

 なる程、その通りで、
 闇の襞は、幾たびか、左右から、
 我々が立っている場所まで、
 食い入ろうと、したが、
 
 ついに、我々を、呑み込むことは、
 できなかった。

 すると、突如として、
 足下の闇から、一個の火球が、
 現れ出で‥‥。

 今回は、ここまでと、致します。

 「地獄」と「天界」との、境目は、
 まるで、
 浜辺の波打ち際、のようです。

 寄せては返す波も、
 ある一定のところで、
 止まります。

 それ以上は、波も陸には、
 かぶることができない、のと、同じです。

 さて、最後に、
 闇の中から、一個の火球が、
 出てきましたが、
 これは、いったい、何なのでしょうか?

 それについては、次回明かされます。

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読者の皆様へ:今回も、お読みいただき、ありがとうございました。