「地獄」の状況 (※心象風景)03

◎ 死後、【この世】でさ迷う、自覚なき【魂】②

※ 「身体」をなくした【魂】は‥‥

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☆☆【私(※一風)から】

 改めて申しあげますが、

 【魂】とは、「思念」、「思考」そのもの、
 です。

 その【魂】が、「身体」を動かして、
 いるのです。

 「死」とは、その「身体」が、無くなること、
 ですから、

 【魂】が、露わとなってしまうこと、
 (※本当は、「幽体」というごく軽い「形」をまとっている)
 で、
 「思念」、「思考」が、ダイレクトに、
 独り歩き、し始めます。

 それは、こういうことを、意味します。

 思ったら、そこに、瞬間移動してしまう。

 しかし、「身体」がないので、
 「相手」からは、見えない。

 「相手」に、接触(※例えば握手)しようとしても、
 手応えは、ない。

 「自分」では、声を出している、つもりなのだが、
 「身体」がないので、
 「相手」には、聞こえない。

 「身体」がないので、
 どんな障壁(※例えば扉)も、
 素通り、してしまう。

 要するに、「幽霊」状態、なのです。

 死ねば、全員が、いったん、
 こうなるのです。

 しかし、R氏は、そんなことは、
 知りません。

 知らないどころか、
 死んだ自覚すら、ないのです。

 さて、役場へと、瞬間移動したR氏は、
 どう、なるのか?

 読んでいきたいと、思います。

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R氏: 

 役場の玄関へ着くと、吾が輩は、
 扉を叩いて、案内を求めた。

 しかし、驚いたことには、
 手が、扉を突き抜けて、
 さっぱり、音がしない。

 そして、いつまで待っても、
 返事もない。

 仕方がないので、
 委細かまわず、扉を打ち開けてやろうとすると、
 いつの間にやら、「自分」の「身体」が、
 スーッと内に、入っている、
 では、ないか‥‥。

 「オヤオヤ、オヤオヤ‥‥」と、
 
 覚えず、吾が輩は、叫んだ。

 「今日は、酔っている」

 と、思った。

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 ‥‥‥‥今回は、ここまでと致します。

 ここに、表されたものが、
 「幽霊」状態の、R氏だった、訳です。

 「あなた」も、死ねば、いったん、
 こうなる、のです。

 「あなた」が、肉親にどれだけ、大声で、
 呼びかけても、その声は、
 届きません。

 「あなた」が、夫(※妻)の肩を、揺すぶっても、
 「あなた」の手は、「相手」の肩を、
 素通り、してしまう、のです。

 こんなことは、【真理】の、
 イロハのイ、なのですが、

 こんなことすら、知らない人だらけ、
 なのが、【この世】なのです。

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読者の皆様へ:今回も、お読みいただき、ありがとうございます。