小桜姫の言葉に学ぶ【真理】と「人生」161

◎ 小桜神社の由来 ⑱

※ 「守護霊」さんからの、言葉

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☆☆【私(※一風)から】

 この鎮座祭が行われた間、
 指導霊のお爺さんと、「守護霊」さんは、
 小桜姫を見守るため、
 ずっと、お宮で立ち会って、
 おられました。

 無事、式が終わって、
 この二霊が、どんな言葉を発したのか?
 今回は、そこを、読んでいきましょう。

◎ 小桜姫:
 不図、自分に返ってみると、
 お爺さんも、また「守護霊」さんも、
 先刻の姿勢のままで、
 並んで神壇の前に、立っておられました。

◎ 指導役のお爺さん:
 これで、ワシも、一安心じゃ‥‥。

◎ 小桜姫:
 お爺さんは、しんみりとした口調で、
 ただ、そう仰られたのみ、でした。

 続いて、「守護霊」さんも、
 口を開かれ、ました。

◎ 「守護霊」さん:
 ここまで来るのには、
 ご本人の苦労も、一通りでは、
 ありませぬが、
 陰になり、日向になって、
 親切にお導き下された、神様方の、
 お骨折りは、容易なものでは、
 ございませぬ。

 決して、決して、
 そのご恩を、お忘れに、ならぬよう‥‥。

◎ 小桜姫:
 その折りの私としましては、
 感極まりて、言葉も出ず、
 せき来る涙を、払えもあえず、
 【龍神】様、氏神様、その外の方々に、
 心から、感謝のまことを、
 捧げたことで、ございました。

 以上です。

 私たちの眼には見えない、
 【霊界】では、
 このような、ドラマが繰り広げられて、
 いるわけです。

 「人生」において、
 【霊界】での、このような事を、
 知って、過ごすのと、
 知らないで、無知のまま過ごすのと、では、
 全くの違いが、出ることは、
 明白でしょう。

 私たちには、漏れなく、
 「守護霊」が付いており、
 また、指導霊といわれる【龍神】が、
 付いている、
 その事実に、気づかねば、なりません。

 そのことを、明確に教えてくれているのが、
 この『小桜姫物語』なので、あります。

 有り難いこと、です。

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読者の皆様へ:今回も、お読みいただき、ありがとうございました。