【神様】 目的と手段が、逆転していることが、多い。
 これが、せっかくの「人生」を、誤る元となる。

 例示する。

 生きるために、稼ぐ
 稼ぐために、生きる

 生きるために、食べる
 食べるために、生きる

 「善行」を為し、結果として、お返しが来る
 お返しを期待して、「善行」を為す

 きれいにしていたら、誘われた
 誘われたいから、きれいにする

 ジョギングしていたら、痩せた
 痩せるために、ジョギングする

 面白くしよう、としていたら、視聴率が上がった
 視聴率を上げるために、面白くする

 楽しくて、無心で、作詞し、作曲したら、それがヒットした
 ヒットさせるために、作詞作曲する

 勉強して成績が上がったら、小遣いが上がった
 小遣いを上げてもらうため、勉強する

 笑っていたら、【幸運】が来た
 【幸運】を呼ぶために、笑っている

 ボーッとしていたら、兎が株に当たった
 株に当たった兎を得るために、ボーッとして待つ

 「修行」していたら、ハタと【真理】に気づいた
 【真理】に気づくため、「修行」する

 【感謝】していたら、お裾分けをいただいた
 何かもらいたいため、【感謝】する

 「人のために」と、頑張っていたら、【感謝】された
 【感謝】されたいから、役立とうと、頑張る
 
※ 【感謝】(見返り)など、されようと、されまいと、関係ないのだ。ただ、「人のため」に行うのみ、なのである。少しの、違いだが、大きな、違いなのが、わかるで、あろう。
 見返り、など、思った時点で、「善行」は、「善行」で、なくなる。そんな、偽「善行」なら、最初から、しないが、よい。
 褒められる、ために、やるのではない。
 ただ、やるのである。ただ、与えるのみなのである。
 ‥‥‥‥
 ‥‥‥‥

 結論。
 上記が、正しく、
 下記が、おかしい。

 その、おかしい、ことに、お前は、
 なっては、いないか?

 目的と、手段を取り違えると、
 「人生」を、誤るのだ。

 以上である。